「何だか目の調子が悪いな…。」
パソコンやスマートフォンが当たり前になってきた現在、そう感じている方は多いのではないでしょうか。
そんな人に是非ともおススメしたいのが、「アイブライトティー」です!
「アイブライト」と聞いて、とあるYOUTUBERが放つ状態変化魔法を思い出す方もいるかも知れませんが、アイブライトは魔法ではなくハーブの一種です。
「eye(目) blight(輝く)」という名前の通り、目にまつわる不調に効果があると古くから用いられてきました。
そのアイブライトを煎じたものがアイブライトティーですが、アイブライトティーとはどのようなもので、どんな効果が期待出来るのでしょうか。
今回は、
- アイブライトティーの効果・効能とは?
- アイブライトティーの正しい作り方とおススメ入手法とは?
についてご紹介します。
そもそもアイブライトとは?
アイブライトは、「セイヨウコゴメグサ」または「ヤクヨウコゴメグサ」とも呼ばれるハマウツボ科の一年草です。
ヨーロッパの山地が原産ですが、北アメリカや西アジアでも見つけることが出来ます。
コゴメグサは漢字で「小米草」と書き、白い花が米粒を散らしたような小さな花のようであることからこのような漢字をあてるようになりました。
アイブライトには面白い特徴があります。
それは「半寄生植物」であることです。
半寄生植物とは、「光合成は自分でするけど他の植物に寄生して栄養を得る植物」のことです。
アイブライトは、イネ科やカヤツリクサ科の植物の根に寄生し、それらの植物の根から養分を吸い上げて成長します。
他の植物に寄生すると聞くと、何やら恐ろしい植物のように感じてしまいますが、アイブライトに体を乗っ取られるということは当然ないのでご安心下さい。
アイブライトの花はお米に似ているので、お米を主食にしている日本人やアジアの国々の人には親しみが湧きそうですね。
次は、アイブライトティーの効果や効能について見ていきましょう。
アイブライトティーの効果・効能とは?
前述した通り、アイブライトティーは目の不調に関して効果を発揮するハーブティーです。
一体どの成分が目の不調を解消してくれるのでしょうか。
アイブライトティーに含まれる成分は以下の通りです。
アウクビン | 炎症抑制 |
---|---|
ケルセチン | 血流改善、炎症抑制 |
アペゲニン | リラックス効果、アレルギー抑制 |
タンニン | 抗酸化作用 |
順番に見ていきましょう。
アウクビン
「アルカロイド」とも呼ばれている「イリドイド配糖体」です。
「イリドイド配糖体」とは、「植物内では糖と結び付いた形で存在する栄養素」のことで、多くの薬用植物の中に存在しています。
炎症を抑える効果が期待出来ます。
ケルセチン
かつてはビタミンの仲間とされてきましたが、現在ではビタミン様物質と呼ばれています。
毛細血管を強化し血流を改善する効果があり、先ほど紹介したアウクビンと同じく、炎症を抑える作用があります。
アピゲニン
ポリフェノールの一種で自律神経を整え、リラックス効果が期待出来ます。
また、アレルギーを抑える効果もあります。
タンニン
緑茶やワインなどに含まれる渋味を感じるポリフェノールの一種です。
抗酸化作用が期待出来、目を健康に保つ効果が期待出来ます。
その他、「サポニン」や「ビタミンC」なども含まれています。
アイブライトティーには、炎症を抑えたり抗酸化作用があったりなどする色々な成分が含まれているのがよく分かりました。
アイブライトティーを飲むことによって期待出来る効能
- 疲れ目や視力低下予防
- ものもらいや結膜炎などの感染症の緩和
- 白内障や緑内障の予防
- ドライアイの改善
- 花粉症などのアレルギー症状の改善
目にまつわる効能が多いアイブライトティーですが、タンニンなどに含まれる強い抗酸化作用により肝機能の改善や生活習慣病の予防も期待出来ます。
目の健康を守りながら、肝機能や生活習慣病の予防が出来るなんて素晴らしいですね。
ちなみに、アイブライトだけでは補えない目の健康成分として「ルテイン」や「アントシアニン」があります。
ルテインやアントシアニンを含むブルーベリーサプリメントと一緒にアイブライトを飲むことで目の疲れをより効果的にとることができます。
おススメのルテイン・アントシアニンが得られるサプリ「大正ブルーベリー」が大手製薬会社の大正製薬で新発売されたのでぜひ試してみてください^^
アイブライトティーの副作用について
基本的に、ハーブティーとして飲む場合の副作用はないそうです。
アイブライトティーはノンカフェインですので妊婦さんでも飲むことが出来ます。
妊娠中、目の不調を感じていてもなかなか目薬などの薬が使えない妊婦さんにもおススメしたいアイブライトティー。
しかし、多量に飲むと妊婦さん自身やお腹の赤ちゃんに影響が出るかも知れないので、ほどほどにしておきましょう。
気になる場合は、産科の医師などと相談した上で飲んで下さいね。
また、糖尿病の治療をしている方は影響が出る恐れがあるのでアイブライトティーは避けましょう。
アイブライトティーの味と香りについて
アイブライトティーは濃い目の烏龍茶に似ていて、クセがあまりありません。
しかし、干し草のような独特の香りが青臭く感じてしまい、苦手意識を持つ方も。
ちょっと飲みにくいと感じる場合は、ラベンダーやカモミール、ラズベリーリーフなどをブレンドすると気にならなくなります。
次は、アイブライトティーの正しい作り方をご紹介します。
アイブライトティーの正しい作り方とは?
「難しい技術や特別な道具を用意しないといけないかな?」と身構えている方もいるかも知れませんが、アイブライトティーを楽しむために難しい技術や特別な道具は必要ありません。
緑茶などと同じように急須で大丈夫です。
ただ、急須に適当にアイブライトを入れてお湯を注ぎ入れるようではアイブライトティーの持つ効果や効能を活かしきれない可能性があるため、量はきちんと守って下さいね。
アイブライトティーの正しいかつ簡単な作り方は以下の通りです。
①急須にアイブライトティー大さじ1に対し、200mlのお湯を注ぐ。
②そのまま5分ほど置いて抽出する。
水のようにガバガバ飲むのではなく、1日3回を目安にゆったりリラックスしながら飲んでみましょう。
心も目も休まること間違いなしです。
最後にアイブライトティーのおススメ入手法をご紹介します。
アイブライトティーのおススメ入手法とは?
アイブライトティーが欲しいと思ったら、以下のような入手法があります。
- ①ネット通販で購入
- ②ハーブティー専門店で購入
Amazonや楽天などでもアイブライトティーの取り扱いはありますし、好みのアイブライトティーが既にある方はネット通販で購入しても大丈夫だと思います。
しかし、アイブライトティーを初めて購入する方やハーブティーに詳しくない方は、ハーブティー専門店で店員さんに説明を受けながら購入を決めた方が無難かなと思います。
まとめ
アイブライトティーの効果や効能、味や正しい作り方、入手法を見てきました。
- アイブライトはコゴメグサの仲間の一年草で、他の植物に寄生しながら成長する
- アイブライトティーは炎症を抑えたり抗酸化作用があり、ビタミンCなども含まれている。
- 主な効能は、疲れ目や視力低下予防、ものもらいや結膜炎などの感染症の緩和、ドライアイの改善など。
- 目の不調以外では肝機能の改善や生活習慣病の予防が期待出来る。
- アイブライトティーはくせが少なく飲みやすいと感じる人がいる一方で、干し草のような独特の香りに敬遠する人がいる。
- アイブライトティーを正しく作るためには、お湯200mlとアイブライト大さじ1をまもる。
- アイブライトティーの入手はネット通販やハーブティー専門店で容易に出来る。
何かと目を酷使することが多い現代社会ですが、アイブライトティーがあなたの目の健康を改善する手助けをしてくれることでしょう。
是非あなたの生活の一部にアイブライトティーを加えてみてはいかがでしょうか?
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