ハーブティーのブレンドに合うはちみつの選び方とおすすめランキング5選

ハーブティーコラム
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ハーブティーにはちみつはとても相性が良い組み合わせの1つ。
1さじのはちみつで、ハーブティー独特の苦みが和らいでほっこりします。

ですが、いざはちみつを購入しようと思うと、その種類の多さに
「どのはちみつを選べば良いの?」
と混乱される方も多いのではないでしょうか。

それにお値段もピンからキリまであるため、購入するのをためらってしまう気持ちも分かります。

そこで今回は、

  • ハーブティーのブレンドに合うはちみつの上手な選び方
  • はちみつのおすすめランキング

について詳しくご紹介します。
ランキングでは色々な花別のはちみつをご紹介していますので、是非参考にしてみて下さい!

ハーブティーに合うのはどんなはちみつ?


ハーブティーの魅力は何と言ってもそれぞれのハーブが持つ独特の香り。
その香りはとてもデリケートです。

ですからハーブティーに合うはちみつを端的に説明するならば、ハーブティーの香りの邪魔をしないような、『あっさりとクセが少ないもの』がおすすめ。
代表的なものにはアカシアはちみつなどが挙げられます。

あるいは、はちみつにはハーブの花から採集したハーブの香りを持つものも。
ハーブティーとブレンドすれば、豊かな香りのマリアージュを楽しむことができますよ。

色々な花別のはちみつについては後ほどランキングでご紹介します。

純粋はちみつであれば安心?


次に、はちみつに表示されている「純粋」について。
これに関しては、全国はちみつ公正取引協議会が定める基準をクリアするはちみつ類以外には「純粋」と表示してはならないとされています。

全国はちみつ公正取引協議会では「はちみつ」の定義として、

“みつばちが植物の花みつを採集し、巣房に貯え熟成した天然の甘味物質であって、別表に定める性状を有し、別表に定める組成基準に適合したもの”
−出典:一般社団法人全国はちみつ公正取引協議会−公正競争規約

とし、文中にある「組成基準」には水分量や果糖及びぶどう糖含有量などが定められています。
そして、これらの定義や基準をクリアする天然のはちみつが「純粋」と名乗っても良いわけです。

ところが残念なことにこれが徹底されておらず、日本においては「純粋」と表示されているものが100%純粋とは限らないと言われているのです。

生産過程においても、濃縮させるために高温加熱した商品が含まれていることも。
はちみつは熱に弱く長時間高温を加えると大切な栄養分が壊れてしまうため、どのような加熱が行われたかは、重要なポイントになります。

できればなるべく自然のままのはちみつが良いと思いませんか。
引き続き次からは良質なはちみつを見分けるポイントを解説します。

はちみつを選ぶチェックポイント


栄養たっぷりで美味しいはちみつを選ぶチェックポイントについて解説します。

はちみつの加熱処理について

前述もしましたが、はちみつの生産工程においてどのような加熱が行われたかは重要ポイントです。
巣箱のはちみつはそのままだと固いので、一般的には加熱が行われます。

ミツバチにも体温があり、それに近い最低限の加熱(45度程度)に留められていれば問題ありません。
(これを非加熱はちみつと呼びます。)

しかし熟成前のはちみつを早めに採集し、高温加熱することで人工的に完熟させるはちみつも。
この場合、栄養分の多くが損なわれてしまっているのです。

ですが、ほとんどの商品は非加熱かどうかの表示をしていない上、ラベルは「純粋はちみつ」となっているため判断が難しいところです。
ホームページや店頭でできるだけ確認するようにしましょう。

「どうせ熱々のハーブティーに入れるのだから、どっちでも良いのでは?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
甘みをつけるというだけなら、それほど気にする必要は無いのかもしれません。

ですがせっかくの天然成分を生かしたい!という場合はハーブティーを熱々ではなく少し冷まし、飲む直前にはちみつを加えると良いでしょう。

はちみつの透明感や結晶化について

店頭ではちみつを選ぶ際、よく中身を見てみて下さい。

高い透明感があり、透かして見ると向こう側が良く見えるものは要注意
何故なら自然のはちみつは花粉が含まれるため、濁っているからです。

それから結晶化について。
自然のはちみつは、温度変化により結晶化するのが当たり前です。

全然結晶化しないものは、何らかの人の手が加わっている可能性があります。
とはいえ店頭で既に結晶化しているものは少ないと思われますので、購入時に見極めるのは難しいですよね。

購入後、気温が低くなっても結晶化しないものは、次回以降避けた方が良いかもしれません。
ただし購入してしばらく経過しないと結晶化しないものもあるため、一概に言えない部分があることも事実です。

中国産は心配?産地について

お値打ち価格のはちみつ、ラベルを見ると「中国産」であることが多いです。
何かと物議をかもす中国産ですが、品質管理が徹底されているものもありますので、一概に悪いということもありません。

生産コストを抑えられる上、近場であるため輸送コストを考えてもメリット大。
お値打ち価格で購入できるのは嬉しいですよね。

その他の産地としておすすめなのが、ドイツをはじめとするヨーロッパ産

ヨーロッパは日本よりもはちみつ文化が進んでいて、厳しい品質基準が設けられているので安心感があります
それからニュージーランドやオーストラリア産のものもおすすめです。

価格は1つの目安になる

ここまで見てきましたように、はちみつはラベルや見た目だけではなかなか良し悪しの判断が難しいのが現状です。
ここで1つの目安にして頂きたいのが価格です。

スーパーなどで手頃な大きさで500円前後。
この価格帯のはちみつは残念ながら加熱済みのものが多いです。
あるいは輸送方法に問題があったり、原料に難があったり。

みつばちと養蜂家が手間暇かけて作りあげたはちみつは、この2〜4倍程度のお値段がします。

国産にこだわらないのであれば、海外産の方がスケールメリットがあるためか、比較的お手頃価格のものも多いです。

結論:信頼できるお店から購入しよう


なかなか良し悪しの判断が難しいはちみつ。
結論として最も手堅い方法は、「信頼できるお店から購入する」。
これに尽きます。

例えばネット通販で商品情報を豊富に提供しているお店。
作り手と直接話しができ、こだわりが分かる専門店。
海外製であれば養蜂の盛んな国の実績あるメーカー商品。

信用度の高い食材店であればバイヤーの目利きも加わって良質なはちみつに出会えること間違いなしです。

ハーブティーに最適!花別はちみつのおすすめランキング


ここからは、ハーブティーのブレンドに最適なはちみつを花別にランキング形式でご紹介します。

1位:アカシア蜂蜜

堂々の1位はさらりとした口あたりでクセがないアカシアはちみつ。
淡白なお味なので、デリケートなハーブティーの邪魔をしません。

ポピュラーなのでどこのお店でも入手しやすく、結晶化しにくいのも日本人にとっては扱いやすいかもしれませんね。


2位:レンゲ蜂蜜

こくのあるまろやかな味とほのかな香りで、日本でも古くから親しまれてきたはちみつ。
クセが少ないのでどなたにも受け入れやすく、特に年配の方ははちみつと言えばこの味!という方も多いのではないでしょうか。


3位:ラベンダー蜂蜜

アロマテラピーに欠かせないラベンダーから採れたはちみつ。
豊かな香りが特徴で、特にハーブティーでリラックスしたい方にぴったり。

フランス産やスペイン産のものが多く、元から少しサラサラと結晶化しているのが特徴です。


4位:ローズマリー蜂蜜

お料理にもティーにも使われるハーブ、ローズマリーから採れたはちみつ。
1つハーブを足したような香り高いハーブティーになります。

コクはありますが後味はスッキリ。
いつもと一味違ったはちみつをお探しのこだわり派のあなたへ。


5位:クローバー蜂蜜

スッキリとクセがなく、世界中で愛好者の多い人気のはちみつ。
温度差によって結晶しやすいので、ハーブティーに溶かして頂きましょう。

今回はマヌカハニーの産地としても有名な、はちみつ先進国ニュージーランドからのはちみつをお届け。


ハーブティーに合うはちみつのまとめ


今回はハーブティーのブレンドに合うはちみつの選び方と、おすすめランキングをお伝えしてきました。

栄養たっぷりの良質なはちみつを見分けるのは難しく、信頼できるお店で商品情報をしっかり確認することが大切ということが分かりました。
はちみつとは奥が深い食材なのですね。

ここで改めておすすめの花別はちみつランキングをまとめておきます。

  • 1位:アカシア蜂蜜
  • 2位:レンゲ蜂蜜
  • 3位:ラベンダー蜂蜜
  • 4位:ローズマリー蜂蜜
  • 5位:クローバー蜂蜜

スーパーに行くと蜜源の花が記載されていないリーズナブルなはちみつが沢山並んでいます。
ですが個人的にはやはりどんな花から採れたのかは気になるところ。

それに、花が記載されているものの方が生産過程でごまかしが効かないとも考えられますので、今回は花別にご紹介しました。
はちみつ専門店の店頭では試食ができるお店も多いので、一度のぞいてみるのも楽しいですよ!

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