ハーブティー図鑑

センナ茶の気になる味は?効果・効能、飲み方を解説!副作用や妊娠時の心配事は?


センナ茶はガンコな便秘の解消に役立つお茶です。

センナとはアフリカ原産、マメ科センナ属の常緑低木。
古くは古代エジプト時代から下剤として用いられ、現在も世界中で薬用に使われている非常に下剤効果の高い植物です。

日本においては葉と実が医薬品扱いで、食品扱いの健康茶としては茎が用いられています。

センナ茶は苦みが強く、まさに薬草茶といった味わい。
ですから必要な時に必要な量だけを飲むようにします。

また他の茶葉とブレンドされたセンナ茎茶も多く出ており、こちらの方が香ばしく飲みやすい仕上がりとなっています。

この記事では、

  • センナ茶の効果・効能
  • センナ茶の正しい作り方やおススメ入手法

について詳しくご紹介します。

センナ茶の効果・効能


センナ茶は主に下剤として用いられているお茶です。
主な有効成分と、その効果について表にまとめました。

成分名効果・効能
センノシド瀉下作用(しゃげさよう)、デトックス、代謝アップ
アントラキノン類瀉下作用
ケンフェロール抗酸化作用、脂肪燃焼促進、免疫力アップ

センナ茶の効果・効能について、成分別に詳しく見ていきましょう。

センノシド

これはセンナの代表的な有効成分。
大腸を刺激して動きを活発にする働きがあります。

  • しつこい便秘を解消する
  • デトックスで吹き出物などの肌トラブルを防ぐ
  • 代謝を高めて冷え性やむくみを改善する

といった効果が期待できます。

アントラキノン類

こちらも下剤成分で、レイン、アロエエモジン、クリソファノールなどの成分がこれに当たります。
センノシドと合わせて、大腸を刺激して排便を促します。

ケンフェロール

これはフラボノイドの一種で苦み成分でもあります。

  • 抗酸化作用で若々しさアップ
  • 脂肪燃焼を促進して肥満予防
  • 免疫力アップで風邪やインフルエンザから体を守る

といった効果が期待できます。

肥満予防という言葉が出てきましたが、センナ茶はダイエット効果をうたった健康茶にも配合されていることがあります。

フラボノイドによる脂肪燃焼作用のみならず、センナ茶の高い瀉下作用は体の中からどんどん排出するわけですから、一時的には当然体重は減るものと考えられます。

ですが下剤を使用して排出していると腸に負担がかかり、長期的には健康的なダイエットにつながるとは言えませんのでご注意を。

センナ茶の副作用について


センナ茶は妊娠時の使用はいけないとされています。
大腸への刺激が強く、早産や流産を引き起こすおそれがあるためです。

それ以外の方も、センナ茶は長期的な常用は避けなければなりません。
大腸が本来持っている蠕動(ぜんどう)運動が働きづらくなり、より便秘を悪化させてしまうためです。

つまりセンナ茶は常習性がある=クセになってしまう、ということ。

それからアントラキノンという成分により「大腸黒皮症(大腸メラノーシス)」を引き起こすことが指摘されています。
これは大腸を黒色化するとともに動きを悪くさせるので、自力での排便がますます難しくなってしまいます。

その他の副作用として、胃腸が弱めな方がセンナ茶を飲むと腹痛や下痢、吐き気などを引き起こすことがあります。
あるいは体質によっては皮膚に発疹、発赤やかゆみを生じることがあります。

このような異常が現れたら一旦使用を中止し、改めて少量を薄めるなどして試してみると良いでしょう。

センナ茶の味と香りについて


センナ茶には大きく分けて2種類あります。

  • センナの葉、葉軸、果実を用いた生薬を煎じたもの
  • センナの茎を使い、さらに他の茶葉とブレンドされたもの

1つ目の生薬を煎じたものは、強い苦みが特徴。
じっくり煮出すので、まさに苦いお薬といった風味になります。

2つ目のブレンド茶の方は急須を使ってお湯で入れるのが一般的。
飲みやすさも考えて作られていますので、香ばしさや喉越しの良さを持つものが多いです。

センナ茶を美味しく飲む方法と作り方


センナ茶は苦みも強く、全くもって美味しいとは言い難いのですが、まずは生薬のセンナを使った基本の作り方をご紹介。
それからセンナとのブレンドによく利用される健康茶葉の例をご紹介します。

基本の作り方

まずは薬効重視の基本の作り方からご紹介します。
こちらは味の美味しさなどは期待できませんので、お薬として飲み干して頂くことになります。

小さめのヤカンや小鍋などにカップ1杯分(150〜200cc)の水を入れ、沸騰したらすぐにセンナ1包(1日分)を入れます。

とろ火にしておよそ15分煮出したら分包を取り出し、1回あたり1/2〜全量を飲みます。
飲むタイミングは夜のおやすみ前がベスト。

ただし最初は上記にかかわらず少量からスタートします。
上記を何倍かに薄めて飲用するのも1つの方法です。

そして体調の変化をみながら、少しずつ量を調節するようにしましょう。

ブレンドティーレシピ

センナの茎を使ったお茶の方は、飲みやすく仕上げたブレンド茶が色々と出ていますので、お好みのものをセレクトしてみて下さい。

ここではセンナ茎茶にブレンドされている茶葉を何点かご紹介します。

ハブ茶かすかに甘みを含んだ香ばしいハブ茶とのブレンド。
ぐっと飲みやすくなります。
アントラキノン系成分も含まれています。
ドクダミ茶甘みや渋みを持ち、比較的あっさりと飲みやすいドクダミ茶。
高いデトックス効果を持つ身近な健康茶として大人気です。
ハトムギ茶麦茶のように香ばしく、麦茶よりもマイルドな味わいのハトムギ茶。
食物繊維が含まれていて、便秘解消をサポート。
老廃物を排出してデトックスにも役立ちます。
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センナ茶に合うお菓子、食事


センナ茶は長期常用には適さないお茶ですので、本当は飲まないに越したことはありません。
ここではセンナ茶をなるべく飲まないで済むよう腸の調子を整える食事として「豚汁」をおすすめします。

まず味のベースとなるお味噌は発酵食品なので、腸内環境を整えてくれます。
そして具材となる野菜には食物繊維がたっぷり。

豚汁に限らず具だくさんみそ汁は栄養バランスを取りやすく、日本人の体質にも合っていると言われています。
是非毎日の食卓に取り入れましょう。

センナ茶は長期的な使用は避けなければなりませんので、一旦便秘が落ち着いたら早めにストップして下さいね。

センナ茶のオススメ入手法と買い方

センナ茶はドラッグストアや健康茶を扱うお店で販売されています。

第2類医薬品に指定されているものと、健康茶つまり食品扱いのものがあります。
健康茶の方は、他の茶葉をブレンドされているものが多いようです。

まずは第2類医薬品のセンナからご紹介します。


センナ茶のまとめ

センナ茶の要点
  • 高い下剤効果を持つことが最大の特徴
  • 医薬品扱いのものと、健康茶扱いのものが流通している
  • 妊娠時の使用は避ける
  • 長期的な常用は避ける
  • 腹痛、下痢、吐き気、発疹、発赤、かゆみなどの副作用が出ることも
  • いかにもお薬といった強い苦みが特徴
  • ブレンドされた健康茶は比較的飲みやすいものが多い

「センナ茶を飲んだらトイレに何回も駆け込んだ」
「これから仕事なのにお腹痛い」
「飲むならお休みの日がおすすめ」
などなど、口コミからも相当な効き目を感じさせるセンナ茶。

ガンコな便秘でお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

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