「小腹が空いた~~。でもご飯にはまだ早いし。お菓子食べちゃおっかな。」
「疲れた時にはやっぱり甘いものだよね!」
などなど、お菓子があるとついつい手を伸ばしてしまいますよね。
少しだけなら問題はありませんが、食べ過ぎて体重計にのっては後悔してませんか?
肥満は様々な病気の原因になってしまうことも…。
そうならないように、お菓子を食べ過ぎてしまった時はハーブティーを飲んで対策するのがおすすめです。
この記事では、
- お菓子の食べ過ぎが体に与える影響
- お菓子を食べ過ぎた時に飲むと効果的なハーブティーの効能
- お菓子を食べ過ぎた時におすすめのハーブティー
をご紹介します。
お菓子の食べ過ぎが体に与える影響とは
ティータイムや小腹が空いたときに楽しむお菓子。
適量であれば問題ありませんが、食べ過ぎてしまうと体に以下のような悪影響を及ぼします。
- 糖尿病や高血圧などの生活習慣病
- 肥満
- 肌荒れやニキビなどの肌トラブル
どれも深刻な悩みに繋がるものばかりですね。
これらは、お菓子に含まれる糖分や脂肪分が原因となって起こります。
防ぐためには、糖分や脂肪分が体にたまらないように気を付けなければなりません。
お菓子の食べ過ぎに効果的なハーブティーの効能とは?
お菓子を食べ過ぎてしまった時の対策として飲むといいハーブティーは、
- 糖分の吸収を防ぐ
- 脂肪の吸収を防ぐ
などの効能があるものがおすすめ。
これらの効能を持つハーブティーを飲むことで、肥満や病気になるリスクを下げることが出来ます。
お菓子を食べ過ぎた時に飲みたい!おすすめハーブティーランキング
お菓子を食べ過ぎた時に効果的な、おすすめハーブティーをランキングでご紹介します。
第1位 サラシア茶
サラシアは、WHOに「血糖値を下げる効果がある」と認められたハーブ。
インドの伝統療法アーユルヴェーダでは、糖尿病の治療薬として古くから利用されてきた歴史があります。
サラシアから発見されたという有効成分「サラシノール」と「コタラノール」。
この二つの成分は、糖が体に吸収されるのを防ぐ働きがあります。
血糖値の上昇を防ぐことで糖尿病を予防、更には肥満予防効果も期待出来ます。
サラシノールには腸内環境を改善する働きもあるため、便秘解消によるダイエット効果も見込めますよ。
- 副作用
妊娠中・授乳中の方は飲用を控えましょう。元々アレルギーを起こしやすい体質の方は、様子を見ながら飲むようにしてください。 - 味や香り
草や木のような、自然が感じられる風味のお茶です。
第2位 マルベリーティー
日本では「桑の葉茶」として知られているのがマルベリーティーです。
マルベリーに含まれる「デオキシノジリマイシン(DNJ)」という成分には、糖の吸収を抑える働きがあります。
この成分の働きによって血糖値の急上昇を防ぎ、糖尿病を予防する効果が期待出来ます。
同時にインスリンの分泌も抑えることが出来るため、肥満予防にも役立つとも言われています。
マルベリーティーが一番効果を発揮するのは、食事をする30分前に飲んだ場合。
ただし、食事中や食後に飲んでも効果は期待出来るので、糖分を摂り過ぎたと思ったらすぐに飲むようにしましょう。
- 副作用
副作用はありません。
まれに、食物繊維の働きによってお腹の張りを感じる場合があります。 - 味や香り
緑茶を濃くしたような味なので、飲みやすいです。
第3位 ギムネマティー
甘みを感じさせなくなる働きがあることから、「砂糖を壊すハーブ」とも呼ばれるギムネマ。
「ギムネマ酸」という成分によって舌が麻痺させられることで、甘いものが美味しく感じられなくなる仕組みになっています。
お菓子の食べ過ぎで悩んでいる方は、ギムネマティーを先に飲んでおくことで甘いものを控えられるようになりますよ。
この効果は、ティーを飲んでから30分後ほどで現れ、長い場合で2時間後まで続きます。
また、ギムネマ酸には糖の吸収を抑える効果もあるとされるので、糖尿病の予防にも役立ちます。
- 副作用
お子さんや、妊娠中・授乳中の方は飲用を避けた方がいいとされています。また一度に多量摂取した場合、効果が強すぎて低血糖状態になってしまう可能性があります。
必ず適量を守って飲むようにしましょう。
血糖降下薬を服用している方は医師へご相談ください。 - 味や香り
緑を感じる草の香りと、苦み・渋みがあります。
第4位 アーティチョークティー
二日酔い予防のハーブティーとして知られているアーティチョークですが、実は肥満予防にもなることで注目されています。
アーティチョークに含まれる「シナリン」という成分は、脂肪の分解を促す働きがあります。
また、食物繊維である「イヌリン」は、消化のスピードをゆっくりにすることで、血糖値の上昇を防ぎます。
これらの効能は、糖尿病を始めとする生活習慣病予防に効果的。
シナリンには甘みを強く感じるようにする働きがある為、少量のお菓子で満足感を感じ、摂取量を少なくできる効果も期待出来るでしょう。
- 副作用
妊娠中・授乳中の方、胆石など肝臓に疾患がある方は飲用を控えてください。
また、キク科植物にアレルギーがある方はご注意ください。 - 味や香り
緑を感じる香りに、苦味とほのかに甘さが感じられる味です。
第5位 グアバ茶
グアバ茶は、トロピカルフルーツであるグアバの葉を使ってつくられるハーブティー。
グアバが含んでいる豊富なポリフェノール類には、糖の吸収を防ぎ血糖値の上昇を予防する働きがあると認められています。
糖尿病予防効果と、更には肥満予防にも効果が期待出来ます。
このような効能を持っている為、商品化されているグアバ茶の中には特定保健用食品に認定されているものも。
その他、ビタミンCも含んでいるので、風邪予防やアンチエイジングにも役立ちます。
- 副作用
妊娠中の方は控えるようにしましょう。鉄分の吸収を防ぐ働きがあるので、貧血気味な方は摂取量に注意が必要です。 - 味や香り
すっきりした香りで、味はわずかに苦みが感じられます。
第6位 プーアル茶
中国茶の一つとして有名なプーアル茶。
原料は、緑茶や紅茶と同じチャノキで、これを発酵させてつくられます。
プーアル茶には、「重合型カテキン」「没食子酸」という脂肪の吸収を防ぐ成分が含まれています。
更に、プーアル茶には脂肪を分解する体内の酵素「リパーゼ」を活性化させる働きもあり。
これらの効果と合わせて運動を取り入れると、脂肪燃焼効果がより高まる為、ダイエット効果も期待出来ます。
発酵茶であるプーアル茶は、漢方の観点では体を温める性質があるとされるので、冷え性に悩んでいる方にもおすすめです。
- 副作用
カフェインを含んでいる為、小さなお子さんや妊娠中・授乳中の方は飲用を控えた方がいいとされています。医薬品との相互作用が確認されているので、薬を服用中の方は医師に相談しましょう。 - 味や香り
クセのない香りに、甘みのあるすっきりとした味です。
第7位 ウーロン茶
脂っこい食事と相性ぴったりなウーロン茶。
原料は緑茶や紅茶と同じチャノキで、半発酵状態で作られたお茶がウーロン茶になります。
ウーロン茶には、「ウーロン茶重合ポリフェノール」という特有の成分が含まれています。
この成分には脂肪の吸収を抑制し体から排出させる働きがあるとされるため、肥満を防ぐとともに生活習慣病の予防効果が期待出来ます。
また、このポリフェノールには強力な抗酸化作用があるため、老化予防やアンチエイジングもサポートしてくれます。
- 副作用
カフェインを含んでいるため、小さなお子さんや妊娠中・授乳中の方の飲用は控えるようにしましょう。 - 味や香り
種類によって違いがありますが、基本的に香ばしくさっぱりした味なので、食事にも合わせやすいです。
まとめ
今回の記事についてまとめます。
お菓子の食べ過ぎは、脂肪や生活習慣病を引き起こす原因になる。
お菓子の食べ過ぎには、「糖分や脂肪の吸収を防ぐ」効能を持っているハーブティーが効果的。
お菓子を食べ過ぎた際に飲みたいハーブティーは、
です。
我慢できずにお菓子を食べ過ぎてしまった…!
そんな時は、体へのダメージを少しでも減らせるようにハーブティーで対策してみましょう。
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