プーアール茶の気になる味は?効果・効能、飲み方を解説!副作用や妊娠時の心配事は?

ハーブティー図鑑
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プーアール茶は、脂肪分解作用のあるダイエット効果のあるお茶です。

緑茶などの茶の木の発酵方法の違いによって、できるお茶の種類のひとつ。
茶の木はツバキ科の植物です。

日本では、プーアール茶、黒茶などとも言われています。
プーアール茶は、現在の中国の雲南省周辺で生産されました。

プーアール茶は完全に発酵させた後、さらに麹などによる微生物とともに長期間熟成させたお茶です。

プーアール茶は生茶、熟茶に分類されていて、日本でよく飲まれているのは熟茶のほうです。
また、ダイエットやデトックスに効果が高いのも熟茶のほうになります。

この記事では、

  • プーアール茶の効果・効能
  • プーアール茶の正しい作り方やおススメ入手法

について詳しくご紹介します。

プーアール茶の効果・効能


プーアール茶は、ダイエットやデトックス効果があり、女性にとっては嬉しい効果があります。

プーアール茶は、今ある脂肪というよりこれから入っていく脂肪の蓄積を抑える効果があるお茶になります。

プーアール茶の主な有効成分と効能・効果について説明していきます。

成分名 効果・効能
リパーゼ酵素 脂肪分解作用、消化促進
カテキン コレステロール抑制作用、抗酸化作用、殺菌作用、抗ウイルス作用
テアニン リラックス効果
サポニン 殺菌・抗菌作用、抗炎症作用
タンニン 抗酸化作用

これらの効果は、総合的に作用して効果をもたらしますが、研究中の部分もあり、どのように作用しているのかわかっていない部分もあります。

プーアール茶の効果や効能について、もう少し詳しく説明していきましょう。

リパーゼ酵素

後発酵の過程で生成された酵素で脂肪分解作用があり、人の体の中にもある酵素です。

  • 血中の脂肪分やコレステロールを分解、排出する作用がある
  • 消化を促進させる作用がある
  • 肥満や糖尿病を防ぐ作用がある

などの効果があります

カテキン

抗酸化作用を持ち、老化を防ぐ成分をもち殺菌作用に優れている成分です。

  • 血中のコレステロールを抑えて、動脈硬化を予防する
  • 血糖値の上昇を抑える作用がある
  • 抗ウイルス作用、殺菌作用があり胃潰瘍予防や食中毒予防に効果がある

などの嬉しい効果があります。

テアニン

お茶のうまみ成分で、リラックス作用がある成分です。

  • 脳や神経を調節して興奮を抑える作用があります
  • リラックス効果のほかに脳を活性化させ、集中力をアップさせる
  • リラックス効果を促すことから寝る前に少し飲むと快適な睡眠を得られる

といった効果があります。

サポニン

抗菌作用や咳、痰を抑える効果のある成分です。

  • 疲労回復
  • 細菌などの侵入、増殖を防ぐ作用がある
  • 抗炎症作用があり、咳・痰を抑える効果がある
  • 血栓をできにくくし、毛細血管などの血流をよくする作用がある
  • 利尿作用があり、体の中の老廃物を排出する

などの効果があります。

タンニン

口にすると渋みを感じる成分でいろいろなお茶に含まれている成分です。

  • 下痢の緩和や改善予防
  • 活性酸素の働きを抑え老化を予防する抗酸化作用がある
  • 殺菌消臭作用があり虫歯や口臭などを予防

などの効果があります。

プーアール茶の副作用について


プーアール茶は、カフェインが含まれています。

過剰に飲むと胃もたれや腹痛、下痢、不整脈などが現れるので適切な量を飲むようにしましょう。

妊娠している人もカフェインは、赤ちゃんに影響が出る場合があります。
少量摂取する分には、問題ありません。

ただし、飲む場合は普通の人よりさらに量を減らすようにしてください。
どうしても気になる場合は医師に相談しましょう。

プーアール茶の味と香りについて


プーアール茶は、保管状態や熟成状態により味が多少変わります。
渋みや苦味が丸くなり甘みのある、まろやかな味とすっきりとした後味となっています。
香りは土のような独特な匂いがし、陳香とも呼ばれています。

ただ、カビ臭い、ほこりっぽい匂いがするといわれるものもあります。
それは、保存状態がよくないものや出来がよくないものですのでしっかりと選んで購入しましょう。

どうしてもプーアール茶の独特な味わいが苦手な人は、冷やしてアイスにしてのむと飲みやすいです。
しかし、プーアール茶は水出しには向きません。
暖かいものを淹れて冷やして飲むと美味しいでしょう。

プーアール茶を美味しく飲む方法と作り方


プーアール茶を美味しく飲む方法についてお伝えします。

プーアール茶は、葉がばらばらになっている状態の散茶と茶葉を固めた状態の固形茶があります。
固形茶は、餅茶、沱茶(とうちゃ)、磚茶(たんちゃ)、方茶、竹筒茶などと呼ばれています。
固形茶を使う場合は、茶葉を崩す必要があるので必要な分を崩します。

基本の作り方

プーアール茶5gお湯を入れて蒸す、プーアール茶は、出がよいお茶ですので蒸す時間は、短い時間でも大丈夫です。自分の好みの濃さで調節するといいでしょう。また、プーアールは、4~5煎くらいまでは、お茶を淹れることができます。

プーアール茶が苦手な人は、1、2煎目のお茶は捨てて、3煎目から飲むと飲みやすいです。

プーアール茶は、飲む前に洗茶を行うのがオススメ。
煎茶とは1煎目のお茶を捨てる事。急須やポットに茶葉がつかるくらいお湯を入れて、10~20秒後に捨てるのが目安。

これをすることでほこりを落とすことができます。
そして、茶葉の開きをよくでき、雑味の取れた味わいになります。

この過程で香りが落ちる事もあるため、あくまで好みで行うといいでしょう。

オススメブレンドティー

+バラの花 プーアール茶と乾燥させたバラの花を混ぜて淹れるお茶です。バラの花の甘い香りが、プーアール茶の独特の味を緩和させてくれるので飲みやすくなっています。
+紅茶 プーアール茶と紅茶を混ぜて淹れるお茶です。紅茶は、どの種類を使っても美味しく入れられます。プーアール茶との味と香りのバランスを紅茶がとってくれます。ミルクティーにしてもふんわりとして、コクのある味わいになり、美味しく飲めます。

プーアール茶に合うお菓子、食事


プーアール茶は、飲みやすいお茶なので色々な食事にあわせることができます。

脂肪を分解する効果があるので、中華料理などの脂っこい食事を食べた後にオススメ。
後味がさっぱりしているので、口をすっきりさせるのにも役に立ちます。

プーアール茶のオススメ入手法と買い方


プーアール茶は、中国茶やお茶の専門店以外にもスーパーやドラッグストアでも見かけることがあります。
保存や熟成状態によっては、味や香りの当たり外れがあるので色々なメーカーのものを飲んでみて自分の好みの味と香りのもの探すのも楽しいですよね。

ネット通販でも購入することができます。


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まとめ


[box01 title=”プーアール茶の要点”]

  • 血中の脂肪分やコレステロールを分解、排出する作用がある
  • 肥満や糖尿病を防ぐ効果がある
  • 脳や神経を調節して興奮を抑える作用があります
  • 活性酸素の働きを抑え老化を予防する抗酸化作用がある
  • 渋みや苦味が丸くなり甘みのあるまろやか味とすっきりとした後味がする
  • 苦手な人は、冷やして飲むかブレンドして飲むと飲みやすくなる

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プーアール茶は、ダイエット茶として知られています。
それ以外にもリラックス効果、老化予防などなど色々な効果が期待できるお茶です。
様々なハーブと組み合わせたブレンドティーもあるので、自分好みのプーアール茶をお楽しみください。

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