この頃はだいぶ気温も下がり、冬本番。
これから冷え性の方には特に辛い季節がやってきますね。
「寒すぎて我慢できない…!」
そう思った時には是非ハーブティーを飲んでみましょう。
実は、ハーブティーの中には体を芯から温めてくれるハーブがあるのです。
そんな冷え性改善効果も期待できるハーブティーの効能や種類には、一体どのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、
- 体を温めるハーブティーの効果・効能
- 冷え性改善にも効果的なおすすめハーブティーランキング
をご紹介します。
寒い日でもハーブティーで体をポカポカに!
手足が冷えてかじかむ。
布団に入っても寒くて寝られない。
気温が下がると、こういった体の冷えに悩まされる方は少なくありません。
また「冷えは万病のもと」とも言いますね。
その言葉通り、体の冷えは頭痛、生理痛、不眠、肩こり、免疫力低下など様々な体調不良の原因となっています。
そうならないように、ハーブティーを飲んで体の内側から温めていきましょう。
体を温めるハーブティーの主な効能は、
- 血行促進効果
- 血管拡張効果
- 発汗作用
など。
これらの効能が効いてくると、体の隅々まで血液が行き届くようになります。
その結果、体温が上がり、体がポカポカと温かくなるのです。
また、ハーブはハーブティーとして飲むだけでなく、入浴剤として使うことも出来ます。
体を内側と外側の両方から温めれば、より効果が高まりますね。
冷え性改善にも!体を温めるおすすめハーブティーランキング
冷え性改善にも効果的な、体を温める効能を持つおすすめハーブティーをランキング形式でご紹介します。
第1位 ジンジャーティー
体を温めるという効能がとても優れていることで知られている、ジンジャー。
ハーブティーはあまり知らないという方でも、「生姜湯」や「生姜紅茶」としてなら馴染みがあるのではないでしょうか。
ジンジャーティーには、「ジンゲロール」という成分が含まれています。
ジンゲロールは、主に手や足といった末端を温めてくれてぽかぽかにしてくれるんですよ。
このジンゲロールは、熱を加えることで「ショウガオール」という成分に変化。
ショウガオールは体を芯から温める働きがあります。
つまり生のジンジャーよりも、ホットのハーブティーにして飲むことで体を温める効果が更に高まるという訳です。
ジンゲロール、ショウガオールの働きにより血流を改善することで、生理痛の緩和やむくみ改善にも効果があります。
ジンジャーティーにはその他にも、
- 食欲を高める
- 消化促進
- 胃のむかつきや吐き気を抑える
- ダイエット効果
- 美肌効果
などの効果が期待出来ます。
ジンジャーティーは、ベースの茶葉の種類によって味が変わってきます。
茶葉は主に紅茶やウーロン茶、ハーブなど。
ジンジャー自体はスパイシーで爽やかな香りと刺激的な辛味のある味がします。
飲みにくい場合ははちみつやミルクをプラスしてみるといいでしょう。
冷え性に悩んでいる方は、ジンジャーティーを1日3回飲むのがおすすめ。
注意点として、妊娠中・授乳中の方や胆石を患っている方の飲用は控えるようにしましょう。
また多量摂取した場合、下痢や腹痛を引き起こす場合があります。
胃腸の弱い方は摂取量に注意してください。
第2位 シナモンティー
スパイスとしてとても有名なシナモン。
日本人にも馴染み深いハーブで、世界最古のスパイスとも言われていますね。
シナモンティーには、発汗作用と毛細血管の老化防止効果があります。
血管を健康に保ち、血行が良くなることで冷え性改善に大きな効果を発揮してくれるのです。
発汗作用により、体内の余分な水分を排出することでむくみの解消も期待出来ます。
また、独特の香りにはリラックス効果があるので、体の冷えが原因の不眠の改善にも繋がります。
更にシナモンには抗菌力もあり、風邪やインフルエンザの予防・症状改善にも効果的。
冬に飲むハーブティーとしてはぴったりですね
その他にも、
- 消化器官をサポートする
- 脂肪を燃焼する
- アンチエイジング効果
- インシュリンの分泌を促し糖尿病を予防する
などの効果が期待出来ますよ。
シナモンティーは、シナモン独特のスパイシーな香りと甘みがある味。
体を温めたい場合は、ホットで飲むのがおすすめです。
子宮収縮作用がある為、妊娠中・授乳中の方は飲用を控えましょう。
また、飲み過ぎると肝臓に負担がかかる恐れがあります。
必ず適量を守って飲むようにしてください。
第3位 サフラワーティー
日本では「ベニバナ」と呼ばれている、サフラワー。
サフラワーティーは、特に女性特有の悩みを改善することから「女性に嬉しい健康茶」とも呼ばれています。
サフラワーティーには、ビタミンE、リグナンなど血行促進効果のある成分が複数含まれています。
これらの成分の働きによって、血行を良くして冷え性を改善することが出来ます。
更に、サフラワーティーは生理痛や月経不順にも効果を発揮。
PMS(月経前症候群)や更年期障害の緩和にも役立つとされています。
その他、
- 体の老化を防ぐ
- 生活習慣病を予防する
- 腸内環境を改善する
- 肌トラブルを改善する
などの働きも期待出来ます。
サフラワーティーの香りは独特。
味はフローラルであっさりとしています。
妊娠中・授乳中の方、キク科植物にアレルギーのある方は飲用を控えましょう。
出血性疾患や消化性胃潰瘍がある方も摂取は避けましょう。
第4位 エルダーフラワーティー
エルダーフラワーは、ヨーロッパでは昔から風邪やインフルエンザ予防の民間薬として重宝されてきました。
エルダーフラワーティーは、発汗作用とルチンなどの血流改善効果のある成分を含んでいます。
保温効果もある為、体を温める効果は抜群。
利尿作用で毒素を排出できることからデトックス効果も期待出来ます。
それだけでなく、強い抗菌・抗ウィルス作用を持っているエルダーフラワー。
その為「インフルエンザの特効薬」と呼ばれるほど、感染症には強い効き目あり。
様々な病気が流行する冬には特に飲んでおきたいハーブティーですね。
他には、
- 花粉症を緩和する
- アンチエイジング
- 動脈硬化を予防する
などの効果も期待出来ます。
エルダーフラワーティーは、マスカットのような甘い香りとほのかな甘さのある、飲みやすいハーブティーです。
注意すべき副作用などはありません。
妊娠中・授乳中の方でも安心して飲むことが出来ます。
第5位 ローズマリーティー
香辛料として使われることも多いハーブ、ローズマリー。
高い抗酸化作用を持つことから「若返りのハーブ」とも呼ばれています。
ローズマリーティーに含まれているジオスミン、ロズマリン酸などの成分には、血管の保護・強化や血流改善効果があります。
血管が健康になり血行が良くなることで、体の隅々まで血液が行き届き、冷えを取り除くことが出来ます。
代謝が上がることで、デトックス効果も期待出来ますよ。
また、ロズマリン酸は認知症予防や集中力・記憶力を高める効果があることで注目されている成分でもあります。
更に、
- アンチエイジング
- 生活習慣病予防
- 風邪やインフルエンザの予防
などの効果も期待出来ます。
ローズマリーティーの香りは刺激的なスパイシーさがあるものの、味はスッキリとしています。
ローズマリーティーには子宮を刺激する働きがあります。
その為、妊娠中・授乳中の方は摂取を避けてください。
また、てんかんなど発作性の疾患がある方は悪化する恐れがある為、飲用を控えるようにしましょう。
まとめ
体を温める効果のあるハーブティーについてまとめます。
体を温める効果の高いハーブティーは、
- 血行促進
- 血管拡張
- 発汗作用
などの効能があるもの。
冷え性改善にも効果的なおすすめハーブティーは、
です。
ハーブティーで体を温めながら、今年の冬も乗り切りましょう!
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