ルイボスティーはミネラルも豊富で麦茶みたいに飲みやすい事からよく飲まれるようになりましたね。
ノンカフェインで体にも良く、カフェインを気にされている妊娠中の方や子育て中の方は、一度は飲んだことがあるのではないでしょうか。
ルイボスティーは飲むだけではなく洗顔に使うと美肌効果があるらしい!という話を耳にして早速試してみましたよ!
美容最前線?!なぜルイボスティー洗顔は肌にいいの?
ルイボスティー大好き人間の私ですが、流石に洗顔に使ったことはありません。
なぜルイボスティーが美肌に効果があるのでしょうか。
まずはルイボスティーに含まれる成分を2つ紹介します。
フラボノイド
ルイボスティー一番の有効成分であるのがこのフラボノイド。
フラボノイドはポリフェノールの一種で、抗酸化作用が強いです。
抗酸化作用というのは、体の酸化を防止してくれる効果。
言い換えると、アンチエイジング効果です。
ルチン
そしてルイボスティーの特徴的な成分がこのルチンです。
ルチンには毛細血管の働きを活発にする作用があります。
血行の改善にも効果が認められている成分です。
この他にも、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていますよ。
これら二つの成分が、ルイボスティー洗顔で美肌になれる秘密のようです。
ルイボスティー で美肌になる仕組みとは!?
フラボノイドで活性酸素を抑制
年齢を重ねると気になるお肌の悩みが「しみ」「しわ」「くすみ」ではないでしょうか。
これら全ての原因の一つが「活性酸素」と言われる物質です。
活性酸素には、外部の有害な物質から体を守る作用があるのですが、それが増えすぎると「サビ」のようにこびりついて体の老化につながってしまいます。
例えば「しみ」。
紫外線をたくさん浴びた場合、紫外線は体にとって有害な物質なので体は肌を守ろうとして活性酸素をどんどん増やします。
その活性酸素が、皮下にある「メラノサイト」と呼ばれる細胞を刺激します。
するとそこで「メラニン色素」が生成されてしみができてしまう、という仕組みです。
このシミができてしまう前、「ちょっと今日、日に当たりすぎちゃったかなー」という段階で、ルイボスティー洗顔をしたとするとどうでしょう。
お肌の上で増殖している活性酸素を、ルイボスティーに含まれている「フラボノイド」の抗酸化作用によって抑制することができるのです!
そしてなんと!メラニン色素ができてしまった後でもフラボノイドは効くんです!
肌の中で生成されているメラニン色素ですが、新陳代謝が正常の場合は約1ヶ月周期で体外に排出されます。
つまり新陳代謝が活発になれば、できてしまったシミも徐々に薄くなっていくのです。
フラボノイドの抗酸化作用には細胞を活性化する働きもあります。
その働きが肌のターンオーバーを正常に整え、シミを防いでくれるのです。
同じように「しわ」や「くすみ」の原因にも、活性酸素が関わっています。
そのためルイボスティーで洗顔することで、それらの原因である活性酸素を抑制して、美肌につながる、というわけなんですね!!
ルチンで血行を良くする!
そして『ルチン』の血行促進効果にも注目です。
60代なのに、すっごく若く見えるお肌の方っていらっしゃいますよね。
その秘密は「顔色」。
私たちの顔には大小様々な血管が張り巡らされています。
顔面の血流が良いと顔色も良く見え、皮膚細胞の働きも活発になります。
細胞の働きが活発になると、新陳代謝や皮脂の分泌のバランスが保たれて、色ツヤ、お肌の水分保持機能などが正常に働きます。
顔の血流をよくすることは年齢に抗うための第一歩なんですね!
逆に血流が悪くなるとお肌はどうなってしまうのでしょうか。
わかりやすいのは目の下のクマです。
目の下の皮膚は非常に薄く、多くの毛細血管があります。
この毛細血管の血流が悪くなってしまうと皮膚が青みを帯び、いわゆるクマができてしまうのです。
そして、血行が悪いと顔のたるみやシワにも繋がります。
血の巡りが悪いと顔のコリやむくみが流れていかないので、血行の悪い部分にたるみやシワができてしまうのです。
ルイボスティーに含まれている「ルチン」は、血行を良くする、特に毛細血管の働きを活発にする作用があります。
洗顔に使うと、顔の毛細血管の血流改善に効果が期待できそうです!
厳しい環境で育ったので保水力抜群
『ルイボス』は、マメ科・アスパラトゥス属の植物です。
産地は南アフリカ共和国のケープタウンから250km、セダルバーグ山脈。
なんと!!世界中でルイボスが育つのはこのセダルバーグ山脈だけなんです。
過去にアメリカなど他の土地でもで栽培が試みられたものの、成功例はありません。
ルイボスが育つセダルバーグ山脈は非常に過酷な環境にあります。
砂漠で常に強烈な日差しがあり、朝晩の気温差は30℃以上にもなるそうです。
ルイボスはその砂漠に根を張り、地中深くまで根を伸ばします。
そこから、地下深くの水分やミネラルを吸い上げて育つのです。
そうやって育ったルイボスは、保水力が抜群でミネラルも豊富です。
お肌も水分量を保つことが必要ですよね。一度乾燥してしまうと、肌トラブルが絶えません。
ルイボスティーは保水力が抜群!!体への浸透率もスポーツドリンクと同じくらいという説もあります。
ルイボスティーで洗顔は、その保水力で乾燥肌にも効果が期待できそうですよ!
ルイボスティー洗顔を実際にやってみました!
ここまで調べてみて、ルイボスティーマニアとしてはもう我慢できない!状態になったので、実際に洗顔してみました!
まずルイボスティーの茶殻を取り出します。
出がらしになったもので大丈夫です。
そして、洗面器にお湯を張りティーパックをしばらくつけておきます。
色が出て張っていたお湯が人肌に冷めたら、まずは通常のクレンジングと泡洗顔をしましょう。
泡が少し落ちたら、このルイボスティーパック入りのお湯を使って仕上げの洗顔をするだけです。
やってみた感想
実際にルイボスティー洗顔をしてみた感想は
- 洗い上がりがツルツル
- 良い匂いでリラックスできる
- 心なしか透明感?!
まず一番驚いたのは、洗い上がりの肌感触がいつもよりツルツルしていたこと。
水道水で洗い流すのと違って、肌当たりも柔らかな感じがしました。
そして洗顔中にルイボスティーの匂いがふわっとするので、洗顔の時間にリラックスできました。
洗面器に半分くらいルイボスティーを作ったので、いつもより時間をかけて洗顔できたのもリラックスに繋がった気がします!
最後にお風呂から出て鏡をみたら、あれ?ちょっと透明感が出たかも?!とびっくりしました。
正直、続けないと効果は感じられないかなと思っていたのですが一度の洗顔で化粧水を変えた時のような嬉しい変化がみられました!
さらに効果を感じるために!!小鼻パック
ルイボスティー洗顔を試して目に見える効果を感じられたので、何かもっと効果的な使い方は無いか調べてみました。
すると「ルイボスティーパック」という文字が目に入りこれは試したい!!ということでさらに実験してみましたよ。
今度はルイボスティーの茶殻をティーパックから出して使用します。
そのルイボスティーの茶殻を直接肌に塗りつけます!
今回はくすみが気になる小鼻周りで試してみました。
このように小鼻に塗って15分ほど放置。
その後しっかり洗顔をして、茶葉を洗い流します。
するとどうでしょう!
ルイボスティーパックをした方だけ小鼻の周りの赤みが消えて、ピカッとしましたよ。
これは驚きの結果でした。
市販の化粧品でも、なかなか一回で効果を感じることは少ないのでルイボスティーおそるべしです。
ティーパック一袋だと顔を全部パックするには足りないので、気になる所に部分使いすると良いと思います。
また私は茶葉を乗せてそのまま放置しましたが、ラップなどで水分が飛ばないようにするとより効果的かもしれません!
パックを初めてする前には、赤みが出ないかなど一度短い時間で試してみてくださいね。
まとめ
- ルイボスティーのフラボノイドはお肌のアンチエイジングに効果が期待できる!
- 同じくルチンも、お肌の血行改善に効果がありそう!
- 厳しい環境で育った茶葉は保水効果が抜群
- 実際に洗顔したら、一度でも効果を感じられた
- さらに効果を実感したい方には、ルイボスティーパックがオススメ
飲んでも、そしてなんと洗顔に使っても嬉しい効果があるルイボスティー!
ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
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