近頃はだいぶ気温も上がってきました。もうすぐ夏本番というところですね。
真夏の暑い時期には体力を消耗しやすくなり、消化不良や食欲が落ちるなどの不調が出やすくなってしまいます。
更には疲れを翌日に持ち越したまま仕事に行くという、悪循環に……。
ハーブティーの中には、夏バテ対策にぴったりな「疲労回復」効果や「胃腸の調子を整える」効果を持っているものがあるんです。
今回は、夏バテ対策におすすめのハーブティーをランキング形式で5つご紹介します。
夏バテ対策おススメハーブティー 1位:レモングラスティー
レモングラスティーには、「食欲不振や胃腸の不調を改善する」効果が期待出来ます。
レモングラスは、タイ料理やインド料理などに使われることが多いハーブで、殺菌作用を持っています。
食欲不振や消化不良を治す働きがあるので、夏バテしている体には効果的です。
また痛み止めの効果と血流を良くする効果で、冷房によって冷えた体を元の調子にもどしてくれます。
更にリラックス効果や集中力アップ効果もあり、暑さでぼうっとしている頭もすっきりさせてくれそうです。
レモングラスティーは、その名の通りレモンに似たすっきりとした香りと爽やかな味で、酸味は少ない飲みやすい味わいです。
アイスで作ることも出来る為、夏に飲むのにぴったりなハーブティーと言えます。
作用が強い為、妊娠中や授乳中は控えるべきとされているのでご注意ください。
基本の作り方
カップ一杯分のハーブティーに対し、ティースプーン大盛2~3杯のレモングラスをティーポットに入れます。
お湯を注ぎ、フタをして蒸らします。
蒸し時間は3分~5分程度です。
茶こしを通してカップに注ぎ、出来上がりです。
水出しの作り方
カップ一杯分のアイスハーブティーに対し、ティースプーン大盛4~5杯のレモングラスをポットに入れます。
3~4時間ほど置いて、十分に抽出させます。
グラスに注いで出来上がりです。
おススメ入手法
レモングラスティーは主にハーブ専門店で手に入れることが出来ます。
ご参考までに、ネット通販での取り扱いをご紹介しておきます。
夏バテ対策おススメハーブティー 2位: ペパーミントティー
ペパーミントティーは、「胃腸の消化を助ける」効果が期待出来ます。
食べ過ぎた時や飲み過ぎた時に一番効果的です。
メントールのスーッとした香りは、神経を安定させて不安や緊張を和らげてくれます。
抗菌・抗炎症作用もあり、風邪の引き始めや虫歯の痛みにも効果があると言われています。
その他にはアレルギー症状を抑える効果があるので、花粉症などに悩んでいる方は積極的に摂取したいハーブティーと言えます。
ペパーミントティーは、ミントならではのスーッとする香りと後味の残らない清涼感ある味わいが特徴です。夏にぴったりな爽やかなハーブティーと言えます。
基本の作り方
カップ一杯分のハーブティーに対し、ティースプーン一杯分のペパーミントティーをティーポットに入れます。
お湯を注ぎ、フタをして蒸らします。
3分~5分程度蒸らします。
茶こしを通してカップに注いで出来上がりです。
夏場は冷やしたペパーミントティーを飲むのもお勧めです。
おススメ入手法
ペパーミントティーは、スーパーなどでも見つけることが出来ます。
今回はご参考までに、ネット通販での取り扱いをご紹介しておきます。
夏バテ対策おススメハーブティー 3位: ローズヒップティー
ローズヒップティーには、「美肌」効果と「疲労回復」効果が期待出来ます。
レモンの20倍ともいわれるほど豊富なビタミンCを始め、ビタミン類が多く含まれている為「ビタミンの爆弾」とも呼ばれます。
ローズヒップに豊富に含まれるビタミンCには、「体の疲れを取る」効果がある為、夏バテ気味な体にはぴったりと言えます。
更に、美肌・美白効果やアンチエイジング効果も大きい為、女性は特に飲んでおきたいハーブティーです。
ローズヒップティーは、薄く赤に色づいたやわらかい色合いに、ローズの甘い香りと甘酸っぱい味わいが特徴です。
更に酸味の強いハイビスカスティーとブレンドされていることが多いです。
基本の作り方
カップ一杯分につき、ティースプーン1~2杯のローズヒップをティーポットに入れます。
お湯を注ぎ、フタをして蒸らします。
蒸らし時間はだいたい3~7分ほどです。
茶こしを通してカップに注いで、出来上がりです。
酸味が苦手な場合は、はちみつを加えて飲みやすくするといいでしょう。
おススメ入手法
ローズヒップはスーパーなどでも見つけることが出来ます。
ただし、ローズヒップティーはハイビスカスとブレンドされていることがかなり多いので、シングルかブレンドかを必ずチェックしてみましょう。
ローズヒップ単体のものを購入したい場合は、ハーブ専門店で手に入れることが出来ます。
ご参考までに、ネット通販での取り扱いをご紹介しておきます。
夏バテ対策おススメハーブティー 4位: ハイビスカスティー
ハイビスカスティーには、「美容」効果と「疲労回復」効果が期待出来ます。
美容に効果のあるビタミン類を多く含んでいる為、しみやしわを防ぎ肌を美しく保ってくれます。
クエン酸も含まれている為、夏の暑さで溜まった「体の疲労を取り除く」効果も期待できます。
ハイビスカスティーは、ルビーレッドと言われる鮮やかな赤色をしていて、甘い香りと酸味の強い味が特徴的です。
基本の作り方
ティーポットに小さじ1杯のハイビスカスを入れます。
お湯を注ぎ、フタをして蒸らします。
蒸らし時間は3~5分程度です。
茶こしを通してカップに注ぎ、出来上がりです。
はちみつを加えると、酸味が抑えられ飲みやすくなります。
おススメ入手法
ハイビスカスティーは、スーパーなどで売られているものはローズヒップとのブレンドが多いです。
単体で購入したい場合は、ハーブ専門店で入手することが出来ます。
ご参考までに、ネット通販での取り扱いをご紹介しておきます。
夏バテ対策おススメハーブティー 5位: ブルーマロウティー(コモンマロウティー)
ブルーマロウティー(コモンマロウティー)には、「のどや胃腸の粘膜を保護して炎症を抑える」効果があります。
のどの痛みや咳が出ている時はもちろん、夏バテで胃腸の働きが弱まっている時にも効果的と言えます。
他にも疲れ目の改善やアンチエイジング効果、美肌効果が期待できます。
ブルーマロウティー(コモンマロウティー)の鮮やかで美しい青色は、夏にぴったりでとても爽やか。
ここにレモンを加えるとピンク色に変化することから、「サプライズティー」などとも呼ばれます。
水出しで作ると、鮮やかな色が長持ちするため水出しもおすすめです。
味や香りはそれほど強くなく、微かに甘みがあるクセのないハーブティーです。
基本の作り方
ティーポットに小さじ1杯分のコモンマロウを入れます。
お湯を注ぎ入れたら、フタをして蒸らします。
蒸し時間は好みもありますが、3~5分程度です。
茶こしを通して、カップに注げば出来上がりです。
もう少し味をつけたいという場合は、レモンやはちみつを加えると美味しくいただけます。
水出しの作り方
水500mlにつき、小さじ1~2杯のコモンマロウを入れます。
1~2時間置いて、十分に抽出させます。
グラスに注いで、出来上がりです。
水出しの場合は、きれいなグラデーションが作れるカルピスとのブレンドがおすすめです。
おススメ入手法
ブルーマロウ(コモンマロウ)はヨーロッパが原産のハーブなので、主に入手できるのはハーブ専門店になります。
ご参考までに、ネット通販での取り扱いをご紹介しておきます。
まとめ
- 1位:レモングラスティーは、消化不良や冷房による冷えで弱った体を治してくれる
- 2位:ペパーミントティーは、消化を促し、すっきりした香りで精神を癒してくれる
- 3位:ローズヒップティーは、肌を綺麗にし、体にたまった疲れを取り除いてくれる
- 4位:ハイビスカスティーは、肌を美しく保ち、夏バテ気味の体の疲労を取り除いてくれる
- 5位:ブルーマロウティー(コモンマロウティー)は、のどや胃腸を守って炎症を抑えてくれる
今回はランキング形式でハーブティーをご紹介しましたが、自分の体が何を欲しているかで選んでみることも大切です。
今年の夏はハーブティーを飲んで、夏バテとは無縁の元気な体で過ごしていきたいですね!
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