ハーブティーが苦手!飲みやすくする方法や苦手な人でも飲みやすいハーブティーを徹底解説!

ハーブティーコラム
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ハーブティーには様々な効能があり、体の健康維持にとても役立ちます。

その一方で、独特の味や香りを持つハーブも多い為、苦手意識を持つ方も少なくありません。

しかし、ハーブティーは少しの工夫を加えることで、簡単に飲みやすい風味にすることが出来るのです。
また、苦手な方にもおすすめできる、元々クセが少なく飲みやすいハーブティーも存在しますよ。

この記事では、

  • ハーブティーを飲みやすくする方法
  • 苦手な人でも飲みやすいハーブティー

について詳しくご紹介します。

ハーブティーを飲みやすくする方法を解説!


まずは、飲みにくいと感じるハーブティーを飲みやすくする方法についてお伝えします。

他のハーブとブレンドする

ハーブティーを飲みやすくする方法としては、まずブレンドティーにすることが挙げられます。
数種類のハーブとブレンドすればするほど、クセのあるハーブの風味も弱まり飲みやすくなる為です。

以下はブレンドに最適とされる主なハーブです。

  • レモングラス……味をまろやかにする、どんなハーブとも合う
  • ペパーミント……スーッとするミントの香り、後味をすっきりさせる
  • ステビア……砂糖の200~300倍もの甘さ
  • リコリス……砂糖の150倍ほどの甘さ、漢方にも使用されている
  • リンデン……優しく甘い味と香り

この他にも、ハーブティーの風味が洋風なら紅茶、和風なら麦茶などとブレンドするのもおすすめです。

はちみつを加える

はちみつを加えることもおすすめです。
特に苦みや渋みが強いハーブティーの場合は、はちみつを加えることで味がまろやかになり飲みやすくなります。

砂糖はハーブに含まれる有効成分などの吸収を妨げてしまう恐れがあるので、避けるようにしましょう。

苦手な人でも飲みやすいハーブティーをご紹介!


クセがあり、飲みにくいと思われがちなハーブティーですが、実は苦手な方でも飲みやすいクセの少ないものが存在します。

また、ハーブというと専門店でしか手に入らないイメージがあるかもしれません。
ですが実際は、スーパーでも見つけることのできる馴染み深いものもあります。

今回は、クセが少なくて飲みやすいおススメのハーブティーと、それぞれの作り方、ネット通販での取り扱いをご紹介します。

ジャスミンティー


ジャスミンティーは、ジャスミンの花の華やかな香りが香るハーブティーです。
味は、優しくすっきりとしているのが特徴です。
ベースになっている茶葉によっては、わずかに苦みを感じる場合があります。

とても人気のあるハーブティーの一つで、ペットボトルタイプも広く流通していますね。

主な効能としては、

  • 肌を美しくする
  • 女性ホルモンのバランスを改善する
  • ダイエット効果を高める
  • 心をリラックスさせる
  • 口臭、体臭を予防する
  • 二日酔いを防ぐ

などが期待出来ます。

ジャスミンティーにはカフェインが含まれている為、多量摂取は控えましょう。

作り方
お湯200ccに対し3g程度の茶葉を急須へ入れます。

お湯を注いだら一度目はすぐに捨てます。
次に注いだお湯で10秒~2分程度蒸らして出来上がりです。


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レモングラスティー


レモングラスティーは、名前の通りレモンのような爽やかな味と香りがします。
酸っぱいわけではないので、味のイメージとしてはレモンティーに近いかもしれません。

期待できる働きとしては、

  • 胃腸の消化を助け、消化不良などの不調を治す
  • 血の流れを改善し、冷え性を改善する
  • 悪玉コレステロールを減らす
  • 風邪を予防する

といったものがあります。

妊娠中の方は飲用を避けた方がいいとされています。

作り方
カップ一杯分につき、ティースプーン1~2杯程度のレモングラスをティーポットに入れます。

お湯を注ぎ入れ、フタをして3~5分ほど蒸らせば出来上がりです。


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ペパーミントティー


ペパーミントティーは、ミントのスーッとした爽やかな香りと味が特徴のハーブティーです。

主な効能として、

  • 消化を促し、胃もたれや胸やけを改善する
  • 下痢や便秘を治す
  • 咳やのどの痛みなどの炎症を抑える
  • 気分をリフレッシュさせ、集中力を上げる

などがあります。

妊娠中、授乳中の方、小さなお子様への飲用は避けましょう。

作り方
カップ一杯分に対し、ティースプーン一杯のペパーミントをティーポットに入れます。

お湯を注ぎフタをしたら、3~5分程度蒸らし、出来上がりです。

蒸らし時間を長めにすると、より甘みが出ます。


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ルイボスティー


ルイボスティーは、独特な香りがし、味は紅茶から渋みをとり甘みが残った感じという表現が近いかもしれません。
後味はすっきりとして飲みやすいのが特徴です。

最近では流通も増え、ペットボトルタイプでも見かけるようになりましたね。

ルイボスティーには女性に嬉しい効果が多くあるとされます。
主な効能は、

  • 体の老化を防ぐ
  • デトックス効果で、むくみ改善やダイエットに効果的
  • 血流をスムーズにさせ、冷え性を治す
  • 花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を抑える
  • 更年期や生理痛など女性の悩みを改善する
  • 豊富な鉄分で貧血を治す

などといったものがあります。

作り方
沸騰させた1リットルのお湯に5g程のルイボスを入れ、10~15分程度煮出します。

あとは茶こしを通して、カップに注げば出来上がりです。


カモミールティー


りんごのような甘い香りがすることで人気のカモミールティー。
香りは甘いものの、味は甘みもあり苦みもありといった感じなので、はちみつを加えてみるといいでしょう。

カモミールティーは、ハーブティーの中でも知名度が高いので、スーパーにも置かれていることがありますよ。

主な効能として期待できるのは、

  • 眠りに入りやすくさせる安眠効果
  • 胃腸の調子を整える
  • 肌荒れやニキビなどの肌トラブルを改善する
  • 花粉症やアレルギー性鼻炎を緩和する
  • 血流改善で冷え性、貧血を治す
  • 風邪をひきにくくする

などがあります。

妊娠中の方、キク科アレルギーのある方は飲むのを止めましょう。

作り方
カップ一杯分につき、ティースプーン1杯のカモミールをティーポットに入れます。

お湯を注いだらフタをして3~5分蒸らし、カップに注げば出来上がりです。


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”お茶で美しく健康的な生活”を合言葉に運営している総合お茶メディア「お茶ラボ」。ハーブティーや健康茶の解説やお茶のレビューなど行っています^^

ラベンダーティー


ラベンダーの華やかでリラックスできる香りが魅力のラベンダーティー。
味は甘さ控えめで、少し苦みもあります。
甘さが欲しいと思った時には、はちみつを足してみるといいでしょう。

主な効能は、

  • 心を落ち着かせ、リラックスさせる
  • ストレスによる胃腸不良や高血圧などの症状を改善する
  • 鎮痛作用で、腹痛、頭痛、生理痛などを鎮める
  • 体の免疫力を高める
  • 肌を白く美しくさせる

といったものがあります。

妊娠中の方は、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるため、飲用を避けましょう。

作り方
カップ一杯分に対し、ティースプーン一杯分のラベンダーをティーポットに入れます。

お湯を注ぎ、フタをして3~7分ほど蒸らしたら、カップに注いで出来上がりです。

長く蒸らせば蒸らすほど苦みが強まるので、好みで時間を調節しましょう。


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まとめ

ハーブティーを飲みやすくするには、

  • 他のハーブとブレンドし、ブレンドティーにする
  • はちみつを加える

などの方法が有効です。

飲みやすいハーブティーは、

などです。

まずは飲みやすいハーブティーからの挑戦がおすすめです。

徐々にハーブティーの味に慣れ始めたら、ブレンドしたりはちみつを加えながら様々なハーブティーを試してみましょう。
あなたに合うリラックスハーブティーが見つかりますように。

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