ハーブティー図鑑

つくし茶の気になる味は?効果・効能、飲み方を解説!副作用や妊娠時の心配事は?


つくし茶は、デトックスやお肌のエイジングケアに役立つお茶です。
さらには花粉症に良いという説も。

春になるとニョキッと頭を出す「つくしんぼ」。
住宅地でも草が生えているような場所で見かけることができます。

つくし茶とはまさにこのつくしんぼを使ったお茶のことです。

つくしの原産地は広くユーラシア大陸から北米にかけて。
トクサ科トクサ属の多年草です。

草の香りとほろ苦さが、春の山菜を思わせる味わいですよ。
ブレンドで苦みを上手に隠しながらいただくと、続けやすいかもしれません。

この記事では、

  • つくし茶の効果・効能
  • つくし茶の正しい作り方やおススメ入手法

について詳しくご紹介します。

つくし茶の効果・効能


つくし茶はデトックス効果や美肌効果が期待できるほか、近年は花粉症にも良いということで注目された経緯があります。

主な有効成分と、その効果について表にまとめました。

成分名効果・効能
ケイ素細胞・組織の美容と健康維持、デトックス
クロロフィル造血作用、デトックス、コレステロール低減、抗酸化作用
ツクシフラボノイド抗酸化作用、コレステロール低減、抗ガン作用
コハク酸抗アレルギー作用、コレステロール低減、脂肪燃焼促進、生活習慣病予防

つくし茶の効果・効能について、成分別に詳しく見ていきましょう。

ケイ素

これはミネラルの一種でシリカとも言います。
「美のミネラル」と呼ばれ、コラーゲンを作り結びつける働きがあります。

  • しなやかな肌と艶やかな髪を作る
  • 内臓をはじめとして骨や歯、爪などあらゆる組織を健康に保つ
  • 身体に有害な重金属や農薬を一緒に排出してデトックス

といった効果が期待できます。

クロロフィル

これは葉緑素とも呼ばれ、植物の光合成に欠かせない成分です。
血液中のヘモグロビンとそっくりな分子構造を持っています。

  • 造血作用でキレイな血液へと浄化する
  • デトックス作用で胃腸に残った老廃物や有害物質を排出する
  • コレステロールを下げる
  • 抗酸化作用でガン予防

などの効果が期待できます。

クロロフィルの持つデトックス作用により尿の排出も促すため、膀胱炎などの泌尿器系の感染症にも役立ちます。

ツクシフラボノイド

これはツクシに含まれるフラボノイド系ポリフェノールのことです。
活性酸素から身体を守る、抗酸化作用を持ちます。

  • 脂質の酸化を防いで動脈硬化リスクを抑える
  • コレステロールも抑える
  • 活性酸素による細胞ダメージを防いでアンチエイジング

などの効果が期待できます。

活性酸素は、時に細胞の遺伝子レベルにまでダメージを与えてしまうため、ガンを引き起こす要因にもなっています。
クロロフィルやフラボノイドの持つ高い抗酸化作用により、活性酸素を抑えてガンを予防してくれると考えられます。

コハク酸

これは貝類にも含まれる旨味成分で、酸味や苦味があります。

  • 抗アレルギー作用で花粉症を軽減する
  • コレステロールを下げる
  • 脂肪燃焼を促進してダイエット
  • 高血圧や糖尿病にも良く、生活習慣病を予防する

といった効果が期待できます。

つくし茶の副作用について


つくしにはニコチンなどのアルカロイドが含まれています。
これには中毒性があり、また体質によっては吐き気をもよおすこともあります。
そのため、以下の方は使用を避けて下さい。

  • ニコチン過敏症の方
  • 心臓や腎臓に疾患をお持ちの方
  • 妊娠中や授乳中の女性
  • 乳幼児
  • スギナアレルギーの方

このスギナとは日本では雑草として嫌われ者的存在ですが、実はれっきとしたハーブです。

つくしとは見た目が全然違うのですが、根っこでつながっており同一の植物になります。
つくしは胞子を落として子孫を増やすという役割を担っていますよ。

なお、上記に当てはまらない方でも大量摂取には気をつけましょう。
目安としては1日に1〜2杯が適量。

万一、吐き気など体調に異変があらわれた場合は飲用を中止して下さい。

ちなみにつくし茶にはカフェインは含まれておりません。

つくし茶の味と香りについて


つくし茶の味にはほろ苦さがあります。
感じ方には個人差もありますが、苦みを強く感じる方も多いようです。

副作用の観点から適量にとどめる必要もありますので、飲み慣れたお茶をベースに少しずつブレンドして飲まれるのがおすすめです。

ちなみに香りの方はというと、春の息吹を思わせる草の香りがします。

つくし茶を美味しく飲む方法と作り方


つくし茶を美味しく飲む方法をご紹介します。

つくし茶は商品としての流通はごくごくわずか。
基本的には採取したものを自家製で乾燥加工して頂くことになります。

基本の作り方

つくしを採取してお茶にするまでの作り方をご紹介します。

  1. まず、なるべく綺麗な環境で生育しているつくしを採取します。
  2. 丁寧に水洗いして汚れを落とします。

    つくしの袴と呼ばれる節状の部分に、虫やゴミが入っていないかしっかり確認しましょう。
    そして頭の部分には胞子が含まれています。
    抵抗がある場合は頭を取ってしまっても構いません。

  3. 干し網やざるに広げて干します。

    乾燥は天日干しでも陰干しでもOK。
    途中で裏返してあげましょう。
    天候により乾きが悪い場合は、電子レンジで仕上げを行うと完全に乾きます。

  4. カサカサに乾いたら、茶葉にするため5mm位にハサミでカットします。

    これで出来上がりですので早速試しに飲んでみましょう!
    保管の際は、乾燥剤と一緒に冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。

  5. お茶を淹れる際は、1杯のお茶に対して小さじ1杯の茶葉が目安。

    急須やティーポットに茶葉を入れてお湯を注ぎます。
    数分蒸らしたら、茶こしを通してカップに注いでいただきましょう。

オススメブレンドティー

つくし茶を飲みやすくするブレンドレシピをご紹介します。
ポイントは、「味がはっきりしている」「飲み慣れている」お茶をベースにすることです。

ドクダミ茶デトックスに優れたブレンド。
どくだみ茶は独特の風味でクセが強いというイメージがありますが、焙煎技術も進歩していて飲みやすい商品も多いですよ。
緑茶飲み慣れた緑茶とのブレンドは安心感ピカイチ。
「つくし茶を作ってはみたけれど、どうしても味が…」という方は、緑茶をベースにしてつくし茶を少しずつ混ぜてみましょう。

つくし茶に合うお菓子、食事


つくし茶には苦みがありますので、一緒に食べる食事は口の中をさっぱりさせてくれるものが良いですね。
今回つくし茶に合う健康食材として「アボカド」をご紹介します。

アボカド自体はコクのある味わいですが、わさび醤油との相性が抜群。
ここはピリッと強めにわさびを効かせて和えてみましょう。

さらにお好みで豆腐やトマト、キュウリやきのこを加えたりとアレンジ多彩。
わさび醤油にはオリーブオイルやごま油などを少し加えると、食材に絡みやすくなります。

アボカドには美肌効果のほか、肝臓を活性化して解毒作用を高める働きも。
食物繊維も豊富で、便秘解消にも役立ちますよ。

つくし茶のオススメ入手法と買い方


つくし茶を入手するにあたっては、

  • 自生するつくしを採取して自家製で作る
  • つくし茶として販売されているものを購入する

の2通りがあります。

自生するつくしを採取して自家製で作る

春になり、自生するつくしを発見することができたらラッキーです!
お金をかけずに自家製でつくし茶を作ることができます。

つくしは日本全国に自生しており、主に原っぱと呼ばれるような場所や田畑の周辺で見ることができます。

都市部などは緑が多い場所でもきちんと整備されていたりするので、探しづらいかもしれませんね。
その場合は少し足を伸ばして川のある場所に行かれると、河原に生えているかもしれませんよ。

作り方は前述の「基本の作り方」でご紹介していますので、参考にしてみて下さいね。

つくし茶として販売されているものを購入する

つくし茶はわずかではありますが、商品としての販売もあります。
ネット通販で入手することができますのでご紹介しておきます。


つくし茶のまとめ

つくし茶の要点
  • デトックスやお肌のエイジングケアに役立つ
  • 近年は花粉症にも良いということで注目された
  • コレステロールを下げたり生活習慣病を予防したりといった効果も
  • ニコチンなどのアルカロイドが含まれるため要注意
  • 草の香りとほろ苦さが特徴
  • ドクダミ茶や緑茶とのブレンドがオススメ
  • 商品の流通は少ないが自家製で作ることができる

あのつくしんぼが、お茶になるなんて…!と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

花粉症への効果はまちまちで個人差もあるようですが、お薬に頼らずに楽になるなら嬉しいですよね。
お困りの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

注意点&免責事項:
掲載されている記事内容は、植物の治療や薬としての有効性を保証するものではありません。日々変化していく全ての情報を網羅しきれていない場合もあるかと思います。事故やトラブルに関してこのサイトは一切の責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にて情報の閲覧と利用を行ってください。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医にご相談ください