外出するとき、普段どれだけ日焼け・紫外線対策をしていますか?
露出が多い夏はしっかり日焼け止めを塗っても汗で流れたり擦れたりします。
日差しがあまり強くない冬だと紫外線対策が疎かになりがちですが、乾燥しがちな肌に服を通って紫外線が通過してきます。
となると季節を問わず対策をしておくことが大切になってきます。
体の外側からではなく内側からお手軽に、美味しく、季節を問わず紫外線対策ができるのがハーブティーなのです。
そこで今回は、日焼け・紫外線対策に効果があるハーブティーをランキングにして徹底比較!
ハーブティー別に成分や味、どのような効果・効能が期待できるかなどを紹介していきます。
ハーブティーは本当に効果があるの?
「美容に良い」「香りが良い」「健康に良さそう」などが挙げられますが具体的にどういった効果があるかを意識して飲んだことがない方も多いのでないでしょうか。
ハーブによって様々な成分が含まれており、古くから薬として扱われてきました。
中には長寿の飲料として使用されていたハーブもあります。
実際に効果・効能が認められたからこそ、現代まで日常的に飲まれ続けてきているのですね。
ハーブティーを飲んだほうがいい人とは
ハーブティーを薬の代わりに日常的に使っている地域もあるため、薬やサプリは出来れば飲みたくないと考えている方におすすめです。
即効性はないものの自然由来のものですから、ゆっくりと体質改善をしていけます。
また、紫外線対策が面倒だと感じている人にもいいかもしれません。
出かけるたびに日焼け止めを塗って、帽子とサングラスと手袋と日傘を準備して…。
これだとお気に入りのファッションもなかなかできないですよね。
外側のケアではなく内側のケアを始めてみてはいかがでしょうか。
ハーブティーの特徴
ハーブティーは基本的にノンカフェインであるため、日常的に飲みやすいお茶です。
それだけでなく含まれている成分や、体調や心の調子に合わせて飲むハーブを変えるなど一人ひとり違ったものを選べるというのも特徴。
メディカルハーブという言葉があるように薬のような一面があります。
ただ、薬と違うのはひとつに対して効果があるわけではなく、多種多様な成分が広く体に作用してくれるという点です。
日焼け・紫外線対策の効果が期待できる成分が含まれていること
多くのハーブには体内の老化を防ぐ抗酸化作用を多かれ少なかれもっています。
日焼け・紫外線対策にうってつけのハーブティーはそれに加えて直接的なシミの原因になるメラニン合成を阻害するものや、肌質を保つものがあります。
用途や目的、自分の体調に合わせてハーブティーを選ぶことが重要です。
日焼け・紫外線対策の効果が期待できる成分とは
日焼け・紫外線対策に期待できるハーブの紹介の前に、どんな成分が日焼け・紫外線対策に良いとされているのかをお伝えしますね。
ビタミンC
シミのもとになるメラニンの生成を抑え、薄くするだけでなく、色素沈着の緩和が期待できるとされています。
また体内の酸化を防いでくれる抗酸化作用が有り、肌質を保つ成分があります。
血行の流れを良くし、コラーゲン生成にも一役買ってくれるためアンチエイジング効果につながります。
人は体内でビタミンを作ることができません。
食べ物から積極的に取り入れていくことが不可欠です。
アルブチン
ビタミンCと同じく、シミ・ソバカスができるのを防ぐ効果があります。
アルブチンはメラニンを合成する酵素・チロシナーゼに直接作用し、合成を阻害してくれるのです。
美白効果が高いことから化粧品で多く採用されている注目の成分なんですよ。
ポリフェノール
ほとんどの植物に存在している光合成によって生み出される苦みの成分。
抗酸化作用が強く、体内の老化を防いでくれるため、日やけ・紫外線対策にぴったりです。
他にも動脈硬化や、脳梗塞予防などの生活習慣病にも効果があると言われています。
代表的なものにカテキン、タンニン、イソフラボン、フラボノイド、エラグ酸、などがあり、それぞれ抗酸化作用に加えて別の効能があります。
ハーブティーおススメ比較ランキング1位:ローズヒップ
別名「ビタミンCの爆弾」とよばれるほど、ビタミンCを多く含んでいます。
その量はなんとレモンの10~30倍だともいわれています。
ビタミンCを取るならローズヒップ!というくらい認知度が高いハーブティーなのです。
味は少し酸味とクセがありますがハチミツを入れるとまろやかで酸と糖が同時に取ることができます。
ルビー色のイメージがあるローズヒップティーですが、赤いのは実だけで実際繊細な色合いのお茶です。
しかもこの実は抽出後に食べることができるため、水に溶けにくく抽出されなかったビタミンもこれで摂取することできます。
- 副作用:なし
- 注意点:多量摂取するとおなかをくだす可能性あり
- カフェイン:なし
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ハーブティーおススメ比較ランキング2位:ルイボスティー
アフリカ産のハーブであるルイボスティーはポリフェノールが多く、特に抗酸化作用が期待できます。
またミネラルが豊富なため、日常飲料としてもとても使いやすいです。
味は少しクセがありますが後味はさっぱりしています。
そのままで飲みにくい、という方は濃いめに作ってミルクティーにするのがおすすめです。
一般的なルイボスティーは赤い色で知られていますが、緑茶のような色のグリーンルイボスティーというのもあるんでですよ。
通常のルイボスは全発酵茶でグリーンは無発酵茶です。
グリーンルイボスティーは緑茶のような繊細な味わいと風味がします。
そのため、普段から緑茶を飲まれている方はこちらの方がお口に合うかもしれませんね。
- 副作用:なし
- 注意点:なし
- カフェイン:なし
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ハーブティーおススメ比較ランキング3位:カモミールティー
ハーブティーといえばカモミール、というくらい世界中で親しまれているハーブのひとつです。
肌の炎症を抑えてくれ、かつ肌質ケアをサポートしてくる美容液成分にも含まれています。
味はりんごに似た甘い香りと優しい味わいが特徴です。
シングルで飲むのもおすすめですが、ペパーミントをブレンドすることで爽快感のあるさっぱりとした味わいになります。
- 副作用:なし
- 注意点:キク科アレルギーの方・妊娠中の方の飲用は避ける
- カフェイン:なし
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ハーブティーおススメ比較ランキング4位:ヒース
メラニン生成抑制効果を持つアルブチンが含まれ、肌の保湿・美容に関しては優等生のヒース。
ヒースティーを化粧水代わりにできるほど肌に優しい成分です。
別名が「エリカ」といい、ティーを抽出する部分は薄紫色の花の部分からという可愛いハーブです。
味わいは優しく飲みやすいため他のハーブとブレンドして飲むのがおすすめです。
- 副作用:なし
- 注意点:なし
- カフェイン:なし
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ハーブティーの選び方
続けやすい
ハーブティーは即効性よりも緩やかに効果を体感するものですので、習慣が大事だといえます。
けれど、いくら効果が期待できるといっても、入手しづらいものだと続けるどころか買うのも面倒になってしまうもの。
また、ハーブティーの風味はスッキリ系から渋い、苦い、独特の味わい、酸っぱいなどクセがあるものも多いです。
毎日の習慣にするのでしたら、自分の好みの味でないとなかなか継続しにくいですよね。
ですが似たような成分を持っているハーブティーも多く、自分の好みのハーブティーを選択することが出来ます。
さらにブレンドやちょっとアレンジするだけで相乗効果によって風味も効果も変わってきます。
毎日同じ味でも飽きる!という方にもおすすめです。
買いやすい、使いやすい
習慣にするためにも継続的な購入が必要です。
ただものすごく値段が高いものだと効果が出る前に諦めてしまうことも。
珍しいハーブになると市場に出回っていないせいか、ポピュラーなハーブよりも割高になってしまいます。
自分が納得のできる価格のものを選びましょう。
他のハーブとブレンドするなら勿論リーフタイプがおすすめですが、ポットが必要になるためちょっと手間に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
お手軽に、と考えるならティーバッグタイプを検討してもいいかもしれませんね。
効果が高い
ハーブと一口に言っても薬用、料理用、ガーデニング用、美容など様々な用途に使われています。
ハーブによって使用用途が異なるのは含まれている成分がそれぞれ違うからです。
ですので、ビタミンが豊富なものもあれば、リラックス効果が高いものがあるようにハーブごとに特徴があります。
日よけ・紫外線対策に効果があるハーブもいくつかあり、自分の体質に合わせて、より効果的なハーブを選ぶことが大切です。
ハーブティーを飲むときの注意点
ハーブは言うまでもなく植物ですので人によってはアレルギーになるものもあります。
また自然のものだと言っても必ずしも副作用がない、ということではありません。
事前に成分を確かめることはとても重要です。
飲むタイミングは?
自分の体質や、ハーブティーによって飲むタイミングは異なりますが、抗酸化作用の成分があるハーブは寝る前や朝がおすすめです。
ビタミンCの成分を取りたいときは、2~3時間程度しか体内にビタミンCは留まってくれないため、お出かけの際は逆算して調節しましょう。
たくさん飲むと効果も出やすいの?
摂取量が多いからと言って成分が多く体内に取り入れられるわけではありません。
むしろ、おなかが緩くなったり、副作用がでることがあります。
ハーブティーにもよりますが、一回200mlを目安にしましょう。
薬と併用しても大丈夫?
ハーブは色々な成分を含む植物です。
ハーブ自体の成分に問題がなくても抽出されることで、薬の成分と反応して思わぬ副作用が出る可能性があります。
また、ハーブは薬ではありませんが代替療法として使われることがあるため、飲み合わせによっては効果を打ち消す場合もあります。
薬と併用したい場合はお医者さんにお尋ねください。
妊娠時は飲んでいい?
妊娠の時期やハーブによって異なります。
妊娠初期は飲料を控えなければならないものもあれば、その逆もあります。
見た目重視のトッピング程度のハーブの量なら多く抽出されることはありませんが、どうしても飲みたい場合はお医者さんに相談してみてください。
子供は飲んでも大丈夫?
発達途中の子供にはまだ抵抗力や免疫力が備わっていません。
またカフェインが含まれているものもあるので注意が必要です。
思いもよらない副作用が出る場合がありますので、成分を確認し、必要があればお医者さんに相談してみましょう。
日焼け・紫外線対策におすすめのハーブティーまとめ
- 自分好みの味で日焼け・紫外線対策ができる
- 体質改善にもつながる
- 肌のケアには抗酸化作用とビタミンCが必要
- 様々な成分が含まれているため、薬の併用や子供・妊婦の飲用時は成分を確かめる
ハーブティーを飲むことで、日焼け・紫外線の効果を内側から対策をすることができます。
それだけでなく体質改善や、アンチエイジングなどハーブによって他の作用も期待できることをお伝えいたしました。
ただ、今回ご紹介したハーブはあくまでも目安にしか過ぎません。
習慣にするためには自分自身の体に合ったもの、自分の好みの味のものが見つかるのがベストです。
あなたの好みに合うハーブで日焼け・紫外線対策に臨みましょう!
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