スマートフォンやパソコンは仕事や生活などに欠かせない便利なものです。
ゲームや調べものなどをしていて、スマホやパソコンを見すぎて目が疲れてしまった・・・なんて経験はありませんか?
長時間スマホやパソコンを使うと目がしょぼしょぼしてきたり、かすんできたりします。
また、ひどい場合は身体にも肩こりや頭痛、めまいなどが起こる事も。
休憩を合間に入れるのはもちろん大切ですが、それ以外に何か目疲れ対策をしたいものです。
ハーブティーの中には、飲むだけで目疲れに効くハーブティーがあります!
美味しく飲んで、スマホやパソコンの見過ぎの目疲れを改善してみませんか。
ここでは、疲れ目に効くハーブティーについて詳しく説明していきます。
スマホ・パソコンの見過ぎの目疲れに効くハーブティーの成分とは?
目疲れは、長時間パソコンを使い続けたり、スマホを移動中も見続けたりと目を酷使することでおきます。
目には、レンズの動きをする水晶体というものがあり、この水晶体の厚さを変えて、目は焦点を合わせます。
この水晶体の厚さを変えるのが毛様体筋という筋肉です。
スマホやパソコンを見続けるとこの筋肉が緊張し続けて、肩こりのような凝った状態になること。
「目がしょぼしょぼする」
「目がかすむ」
と感じた事はありませんか?
しかも、スマホやパソコンなどの明るい画面は目への刺激も大きいんですよ。
また、モノを意識してみているときは凝視状態になるため、まばたきの回数も通常より減ります。
まばたきの減少は、目が乾く原因になりドライアイになる原因に。
目疲れを防ぐには、スマホやパソコンの長時間使用を避けて、小まめに休憩を取ることが大切です。
休憩中に目疲れに効果的なハーブティーを一緒に飲んで、改善させましょう。
目疲れに効くハーブティーは、
- アントシアニン
という成分を持つものが有効です。
アントシアニンは、目によいとされるポリフェノールの一種で、網膜にあるロドプシンという物質を活発にします。
色の識別能力や遠くを見る力を増強したり、紫外線ダメージや酸化ストレスから目を守る作用があります。
また、アントシアニンは含まれないものの抗炎症作用や収斂作用などによって目疲れに効果的なハーブもあります。
スマホ・パソコンの見過ぎの目疲れにオススメハーブティー4選
眼疲れにおすすめのハーブティーについて、説明していきます。
ここでは、ハーブの
- 選んだポイント・効果効能
- 副作用
- カフェインの有無
について詳しく説明しています。
ハイビスカス
クエン酸を豊富に含んでいる酸味のあるハーブで疲労回復にも効果があります。
- 選んだポイント・効果効能
アントシアニンを含んでおり、また疲労回復やむくみをとる効果もあります。デスクワークで疲れた身体にはぴったりのハーブティーです。 - 副作用
妊娠初期の人が飲むと流産を誘発する恐れがあるので、妊娠中は飲まないようしましょう。また、飲みすぎると下痢や頭痛などの症状が出る場合があるので適切な量を飲むようにしましょう。 - カフェインの有無
ノンカフェインのお茶ですが、流産を誘発する恐れがあるので妊娠中の人は避けましょう。
ブルーマロウ
青い色花びらにお湯を淹れると薄紫色のお茶が抽出され、レモンを加えると一瞬でピンク色になるお茶で見た目にも楽しめるお茶です。
- 選んだポイント・効果効能
アントシアニンによる目疲れに効果があるほか、抗炎症効果や粘膜を保護する作用があり呼吸器系の炎症にも効果的なお茶です。 - 副作用
特に注意すべき副作用はありませんが、ブルーマロウに含まれる粘液質は薬の吸収を遅らせます。薬を服用している場合は、服用から1時間以上あけてからブルーマロウティーを飲むようにしましょう。 - カフェインの有無
ノンカフェインのお茶なので、妊娠中でも飲むことができます。
カシス
甘酸っぱいカシスの香りのするお茶ですが、香りの割りに甘すぎず飲みやすい味のお茶になります。
- 選んだポイント・効果効能
アントシアニンを含み目疲れを緩和するほか、自律神経を調節してストレスを抑制し、リラックス効果のあるお茶になります。 - 副作用
特に注意すべき副作用はありません。
ハーブは、様々な効果を持つのでがぶ飲みなどはせずに適切な量を飲むようにしましょう。 - カフェインの有無
ノンカフェインのお茶なので、妊娠している人や子どもでも飲めるお茶になります。
アイブライト
名前からもわかるとおり、様々な目の症状に対して効果のあるハーブです。
- 選んだポイント・効果効能
アントシアニンは含まれないものの、抗炎症作用、収斂作用、血流を改善する効果があり眼精疲労や結膜炎に効果があります。 - 副作用
アイブライトは、血糖値に作用する性質があるため薬を内服している場合は医師に確認しましょう。 - カフェインの有無
ノンカフェインのお茶なので、妊娠中でも飲むことができます。
スマホ・パソコンの見過ぎの目疲れに効くハーブティーの効果的な飲み方
基本的には、ハーブは即効性を持たないのでゆっくりと体を改善させていくものが多いです。
小まめに飲むことが大切。その場合は、1日2~3杯飲むのがおすすめです。
ただし、今回紹介したハーブの中で目疲れに効く成分であるアントシアニンは、即効性が高く短時間効果が持続しません。飲んでから、4時間で回復していき24時間ほどで効果が消失します。
アントシアニンでの目疲れの予防や回復効果を期待するのであれば、スマホやパソコンで作業をする前に飲むのが効果的です。また、仕事などで長時間使用する場合も小まめに休憩をとり休憩中にも飲むことで効果を持続することができます。
一度にたくさん飲んでも体内に蓄えておくことができないため、一度に大量摂取をせずに小まめに摂取することが効果的です。
スマホ・パソコンの見過ぎの目疲れに効くハーブティーのオススメブレンド
目疲れに効くハーブティーのおすすめブレンドティーを紹介します。
ブレンドティーで飲みやすくして楽しく目疲れを回復させましょう!
ハイビスカス+ブルーマロウ+ローズヒップ | 目疲れや疲労回復に効果のあるブレンドティーです。ブルーマロウのクセが気になる場合にはハイビスカスとローズヒップの酸味にまぎれるほか、ブレンドティーにすることで、ハイビスカスの酸味もまろやかになるので飲みやすくなります。 |
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カシス+ブルーベリー+ハイビスカス+ルイボスなど | カシスにフルーツや花を合わせたお茶で、華やかな香りがして、リラックス効果も持つものになります。自分好みに色々組み合わせるのも楽しいお茶です。 |
アイブライト+ローズヒップ | ローズヒップをくわえることで、眼精疲労以外にも肉体的な疲労回復にも効果のあるお茶になります。酸味がきつい場合はハチミツなどをいれると飲みやすくなります。 |
他にも色々なブレンドがあるので、お気に入りのブレンドを見つけて楽しく目疲れを改善していきましょう。
まとめ
- 長時間パソコンを使い続けたり、スマホを移動中も見続けたりと目疲れの症状がでる
- 目は水晶体の厚みをかえる毛様体筋によって焦点を合わせており、これ疲弊し症状がでる
- 凝視状態によって目が乾きドライアイになることも目疲れの原因
- 目疲れには、眼精疲労回復効果のあるアントシアニンが有効
- ハイビスカスは、眼精疲労や疲労回復にも効果がある
- ブルーマロウは、目疲れに効果があり、粘膜を保護する効果もある
- カシスは、目疲れのほかリラックス効果もある
- アイブライトは、充血、炎症や疲れ目などのあらゆる目の症状に対して効果がある
- アントシアニンは即効性があるので作業をする前や休憩を挟んで小まめに摂取すると効果的
スマホやパソコンのほか、デスク作業や読書など現代人はなにかと目を酷使することが多いです。
今回紹介したハーブは、目の回復に良いものばかり。
自分にあったハーブティーやブレンドを見つけて、美味しく飲みながら目疲れを改善していきましょう。
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