ハーブティーの保存方法は?どのくらいもつの?

ハーブティー入門講座
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[chat face=”otya4.png” name=”お茶子” align=”right” border=”green” bg=”none”] ハーブティーを買ってはみたものの、ちゃんと保存できるか心配… [/chat]
[chat face=”chap1.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]せっかく買ったハーブティーですから、正しく保存して繊細な風味や色合いをキープしてあげたいですね。[/chat]

今回はハーブティーを上手に保存するための基本レッスンです。
ドライハーブの保存のポイントは空気に触れないこと、そして冷暗所に置くこと。

[chat face=”otya1.png” name=”お茶子” align=”right” border=”green” bg=”none”] その冷暗所っていうのが難しいですよね。 [/chat]

  • 冷暗所とは具体的にどんな場所?
  • どんな容器に入れたら良い?
  • 開封してからどのくらいもつの?

そんな疑問にお答えしていきます。
ドライハーブだけでなくフレッシュハーブの保存方法や、ハーブティーの作り置きについても解説していますので、気になる章にスキップしてご覧下さい。

ではレッスンを始めましょう!

ハーブティーを入れた後の作り置きについて


まず最初に、既にハーブティーを入れた後の『ハーブティーの作り置き』について解説しておきます。

ハーブティーは飲む時に都度作らなければいけないわけではなく、ある程度作り置きしておくことが可能です。
ただし作り置きの期間についてはあまり長くありません。
結論から申しますと、作ってから1日以内に飲みきるのが基本です。

ハーブティーとは、基本的に変質の早い飲み物になります。
時間が経つと苦味や渋みが強くなってくる傾向がありますし、色味もだんだん茶色っぽくなってきたり、濁ってきたりすることも。

―作り置きの注意点―

  • 茶葉は外した方が良い
  • できれば冷蔵庫へ入れておく
  • 1日以内を目安に飲みきる

冷蔵庫が安心ではありますが、その日の分であればマイボトルに入れて持ち歩くことも可能ですよ。

それから個人的な見解ですが、ルイボスやマテなどのいわゆるお茶風味のものは比較的風味が安定しています。
日本ではおなじみの麦茶のように、冷蔵庫で2〜3日保存しても美味しいです。

ハーブティー(ドライリーフ・ティーバッグ)の保存方法


次に、ハーブティーのドライリーフ(茶葉)やティーバッグを開封した後の保存方法について、詳しく解説します。

どんな容器で保存するか

ハーブティーを保存する容器は空気に触れないようにするのが最大のポイント。
具体的には次のようなものが挙げられます。

  • 購入時のパッケージで保存する
  • 密閉容器に移し替える
  • ジッパー付き保存袋に入れる

それぞれにメリットがありますので、次から詳しく説明します。

購入時のパッケージで保存する

1つ目は、購入時のパッケージを使う方法。
メリットは何と言っても移し替える手間が無く楽チンであること。

ただしパッケージがジッパーできちんと密閉できる形状になっていることが条件です。

[chat face=”otya1.png” name=”お茶子” align=”right” border=”green” bg=”none”] ジッパーが付いていないパッケージを輪ゴムやクリップで止めるのはどうでしょうか? [/chat]
[chat face=”chap1.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]それで即座に傷むということではありませんが、どうしても空気に触れやすくなってしまいますのでおすすめではありません。 [/chat]

ちなみにティーバッグの場合は、箱の中で1つ1つ密閉包装になっていれば安心。
そのパッケージのままで保存できます。

密閉容器に移し替える

保存方法の基本とされているのが、密閉容器に移し替える方法。
メリットは茶葉が押しつぶされて細かくなったりする心配が無いこと、そしてハーブをかき混ぜたり計ったりといった扱いがしやすいこと。

中身を忘れてしまわないように、移し替えたらすぐに名前や日付を書き込んだラベルを貼っておきましょう。

[chat face=”chap1.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]ラベルは簡単に取れるふせんやマスキングテープが便利。 [/chat]
[chat face=”otya2.png” name=”お茶子” align=”right” border=”green” bg=”none”]商品パッケージを切り抜いてマスキングテープで貼ってもオシャレですね! [/chat]

密閉容器とは具体的にはガラス瓶のほか、プラスチックの容器などでも可。
100均ショップでも沢山売られていますので、お気に入りを探してみては。


ジッパー付き保存袋に入れる

3つ目はジッパー付き保存袋に入れるという方法です。
メリットは保存するハーブの種類が増えてきても場所を取らないこと。

ガラス瓶などよりも圧倒的に省スペースで済みますので、できるだけコンパクトに収納したい方にオススメです。
保存袋にハーブ名や日付などを直接書き込みができるのもポイントです。

乾燥剤を入れると安心

ハーブの品質を保つために、乾燥剤を一緒に入れておくと安心。
万一容器の中に湿度がこもってしまっても、乾燥剤が湿気を吸い取ってくれます。

乾燥剤とは、よく乾物系の食材と一緒に入っている小袋のようなもの。
「食べられません」などとよく書かれています。

最近は100均ショップでも購入することができますよ。

保存する場所は?冷暗所とは

保存する場所は『冷暗所』と呼ばれるところがベスト。
この冷暗所とは、具体的には以下のような場所になります。

  • 直射日光が当たらない
  • 温度変化が少なく涼しい

ところがこの冷暗所を確保するのもなかなか難しくなってきています。

日本家屋も時代とともに変化し、現在ではとても気密性の高い家が増えました。
加えて梅雨から夏にかけての蒸し暑さは尋常ではありませんね。

そこで冷暗所に代わる場所として、冷蔵庫をオススメしています。
特に野菜庫(高湿度タイプを除く)であれば、従来の冷暗所により近い環境を保つことができますよ。

保存期間はどのくらい?

保存期間についてまず目安としたいのが、商品に記載された賞味期限。
ですがこの賞味期限とは、本来は未開封のものを対象として設定されたもの。

一度開封したハーブティーに関しては、賞味期限にかかわらず早めに使い切るようにしなければなりません。
開封した後は、3ヶ月〜6ヶ月位が使いきりの目安。

とは言いましても、あまり早く早くと焦らなくても大丈夫。
正しく保存していれば比較的長期の保存が可能です。

結論としては、正しい保存方法に留意した上で『最長でも記載された賞味期限内には使い切る』を心がけると良いでしょう。
ハーブティーの賞味期限は購入日から数えて、概ね1年半〜2年に設定されているものが多いようです。

ただしブレンドの内容によってはもっと短めのものも見られます。
個人的な見解ですがフリーズドライのフルーツ系が含まれるブレンドティーは賞味期限が短くなる傾向があるようです。

生のフレッシュハーブの保存方法


ここまで、ドライリーフ(茶葉)やティーバッグの保存方法について見てきました。
次は生のフレッシュハーブの保存方法について。

  • 冷蔵庫で保存する
  • 冷凍庫で保存する

この2つのパターンについて解説します。
ハーブをお庭やベランダで収穫できた方は是非参考にしてみて下さい。

冷蔵庫で保存する

1つ目は冷蔵庫で保存するというオーソドックスな方法です。
収穫したハーブを水で濡らし、キッチンペーパーでそっと包んでからジッパー付き保存袋などに入れて、冷蔵庫(野菜庫)へ入れます。

[chat face=”chap1.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]ここでは適度に水分を与えておくことが重要なポイントになります。 [/chat]
[chat face=”otya1.png” name=”お茶子” align=”right” border=”green” bg=”none”] フレッシュハーブは乾燥に弱いのですね! [/chat]

あるいは切り花と同じイメージで、水を入れたコップにハーブを挿しても良いでしょう。

冷凍庫で保存する

2つ目は冷凍庫で保存する方法。
意外に思われるかもしれませんが、フレッシュハーブは冷凍保存することもできます。

冷凍保存の仕方はとてもカンタン!手順をご紹介します。

  1. 収穫したフレッシュハーブをよく洗う
  2. 茶葉に適した大きさにカットする
  3. 水けをよく拭き取る
  4. フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ

[chat face=”otya1.png” name=”お茶子” align=”right” border=”green” bg=”none”] 使う時は電子レンジで解凍するのですか? [/chat]
[chat face=”chap1.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]いいえ、凍ったまま使います。使う時のことを考えて小さめにカットしておきましょう。 [/chat]

保存期間はどのくらい?

フレッシュハーブの保存期間は、冷蔵か冷凍かによって大きく異なります。
保存期間の目安は以下の通りです。

  • 冷蔵の場合:1週間
  • 冷凍の場合:3ヶ月

例え冷凍したとしてもフレッシュハーブは少しずつ変質してしまいます。
ハーブティーを美味しく味わうためにも、なるべく早めに使うようにしましょう。

ハーブが余りそう・・・!そんな時はどうする?


ハーブティーを買ったは良いものの、味が少し苦手だった…、なんてことありますよね。
とはいえ捨てるのはもったいない、せっかく買ったのですから有効に使いたいもの。

[chat face=”chap1.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]そんな時は毎日のお風呂タイムに取り入れるのがオススメ。 [/chat]

ハーブの利用法としてオススメなのは、ハーバルバス(入浴剤)にすること。
作り方は100均ショップなどで売られているお茶パックやだしパック(大きめのもの)にハーブを詰めるだけ。

1回あたりの分量の目安は、ドライハーブの場合はお茶パック1つ分。
フレッシュハーブの場合はお茶パック3つ分。

それをお風呂を入れる時に一緒にバスタブに入れます。
入れてみて「もっと濃く出したい」と思われたら、次のような方法もお試し下さい。

  • あらかじめ熱湯を使ってティーポットなどで濃いめに作ってからバスタブへ
  • 堅いハーブが含まれる場合はお茶パックごと鍋で煮出してからバスタブへ

自然の香りが漂って癒しのバスタイムになりますよ!
余ったハーブの再利用についてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、参考にしてみて下さい。

余ったハーブは再利用できる?活用法をフレッシュハーブ・ドライハーブ・ハーブチンキの場合に分けて紹介!
「ハーブの賞味期限を過ぎてしまった…!」 「沢山余っていて全部捨てるのはもったいない!」 余ったハーブはハーブティーやお料理以外にもいろいろと再利用できます。 ハーブをお庭やプランターで栽培されている方は、収穫の季節になると沢山採れ過ぎてど...

ハーブティーの保存方法まとめ


今回はハーブティーの保存方法や保存期間について、お伝えしてきました。
改めて要点をまとめておきます。
[box01 title=”ハーブティーの保存方法のポイント”]

  • ハーブティー作り置きの基本は、『1日以内に飲みきる』
  • ドライハーブの保存容器は『空気に触れない』がポイント
  • ドライハーブの保存場所は『冷暗所』か『冷蔵庫』
  • 最長でも記載された賞味期限内には使い切る
  • フレッシュハーブは冷蔵のほか冷凍保存も可
  • どうしても余ったら入浴剤にするのがオススメ

[/box01]
ハーブティーの保存方法は、コツを掴んで慣れてしまえばカンタン。
正しく保存していつでも美味しいハーブティーを楽しみましょう!

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