紅茶は、緑茶やコーヒーなどと並び、カフェインを含む飲み物。
昔からイギリスはじめ世界中で親しまれていますよね。
世界の三大紅茶といわれるダージリン・ウバ・キーマンの他にも色々な名前の紅茶があり、これらは産地による違いでそれぞれ味や香りなどに少しずつ違いが出てきます。
[chat face=”otya1.png” name=”お茶子” align=”right” border=”green” bg=”none”] 基本的には同じ植物であるチャノキから作られているので、どの紅茶を飲んでも同じ効果・効能を得られるんですよね。 [/chat]
[chat face=”chap1.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]そうですね。
ただし産地によっては含む成分の量の違いから、渋みが強いものやあっさりとしたものなど紅茶自体に違いが出ます。 [/chat]
[chat face=”otya2.png” name=”お茶子” align=”right” border=”green” bg=”none”]紅茶は飲み方のバリエーションも多くて楽しいです! [/chat]
[chat face=”chap2.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]ストレートや、ミルクやレモンを淹れたり、他にもフルーツティーにしてみたり、他のハーブと混ぜたりと様々なアレンジがありますね。[/chat]
ここでは、紅茶の効能にはどのようなものがあるのか詳しく説明していきます。
紅茶は健康と美容にいいお茶
紅茶は健康や美容にいいと注目されている飲み物。
ここでは、紅茶がもたらしてくれる効能について説明します。
血圧上昇を抑え、動脈硬化の進行を抑える
紅茶委含まれているカフェインには血管を広げる効果があるため血圧を下げてくれます。また、ポリフェノールの抗酸化作用により動脈硬化の進行を抑えてくれます。
血糖値の上昇を抑える
紅茶ポリフェノールは、血糖値を抑える作用があります。食べ物に含まれる糖の分解を抑制してくれるため吸収量が低くなるのです。
虫歯予防になる
紅茶にはフッ素が含まれており、フッ素は歯を丈夫にしてくれる効果があります。フッ素は歯磨き粉にも含まれている成分です。この成分が虫歯予防の手助けをしてくれます。
脂肪吸収を抑える
紅茶には、脂肪分解酵素であるリパーゼを含んでいます。血液中の脂肪やコレステロールを分解、排出する作用があります。カフェインにも脂肪燃焼を促進する作用があります。そのため、肥満や糖尿病などを防ぐ作用があります。
肌の老化を予防する
紅茶に含まれるポリフェノールは、抗酸化作用があります。紫外線などで体が酸化すると肌にシミやしわができてしまいます。この酸化による肌の老化を抑制する作用があります。
紅茶の効果・効能
その他に紅茶に含まれている成分の効果・効能について、表にまとめました。
成分 | 効果・効能 |
---|---|
タンニン | 抗酸化作用、収斂作用、整腸作用 |
テアニン | リラックス効果 |
カテキン | コレステロール抑制作用、抗酸化作用、 殺菌作用、抗ウイルス作用 |
サポニン | 殺菌・抗菌作用、抗炎症作用 |
詳細に関しては以下のページから確認できますので、ご確認くださいね。
紅茶を飲むときの注意
健康や美容にいいとされる紅茶ですが、紅茶を飲むときの注意点について。
紅茶には、カフェインやタンニンが含まれています。
飲みすぎると消化を助ける働きが過剰になり胃粘膜を荒らしてしまうことがあります。
また、カフェインには、利尿作用上がるため、飲みすぎると下痢や腹痛の原因になります。
脂肪抑制のダイエット効果を期待して飲む場合は、お砂糖を淹れずにストレートやレモンティー、ミルクだけを入れて飲むようにしましょう。砂糖を入れると少しとはいえカロリーが増えてしまうので注意してください。
紅茶の飲むタイミングと正しい飲み方
紅茶を飲むのタイミングは食事中から食後がおすすめです。
紅茶の脂肪を分解する効果や血糖値を抑える効果が期待できるからです。
また、お昼や夜のリラックスタイムにも良いでしょう。
カフェインを含んではいますがテアニンも含まれているため、適量の紅茶を飲むとリラックス効果があるんですよ。
ただ、大量に飲むとカフェインの効果が強くでてしまいます。
なかなか寝付けなくなったり、利尿作用でトイレに行きたくなったりするので注意してください。
カフェインのことを考えると紅茶は「一日4~5杯ほど」がよく、体がカフェインを処理できる分量。
健康のメリットを考えつつ飲むのであれば「一日2~3杯ほど」が適切な量になります。
アレンジレシピ
ここでは、紅茶のアレンジレシピについて紹介します。
紅茶+リンゴ | 紅茶とリンゴを切ってスライスしたモノを入れてお茶を淹れます。紅茶の香りにリンゴの甘みとほのかな酸味がするお茶になります。
実ではなく皮だけでも美味しい紅茶を言えることができます。リンゴ以外にもベリー系やイチゴ、レモンなど色々なフルーツで試してみるのも楽しいです。 |
---|---|
紅茶+ショウガ | 紅茶にショウガを入れてお茶を淹れます。スパイシーな味になります。甘みが欲しい場合はハチミツを淹れるのがおすすめです。 |
紅茶+牛乳+シナモン | 紅茶+水+牛乳+シナモンを鍋に入れて沸騰する直前まで温めます。茶こしなどでこしながら、カップに入れて飲みます。 |
紅茶の効能まとめ
[box01 title=”この記事のポイント”]
- 紅茶は種類が豊富だが同じ植物からできているため、どれ飲んでも同じ効果・効能を得る
- カフェインや紅茶ポリフェノールが血圧を下げて、動脈硬化の進行を抑える
- 紅茶ポリフェノールが血糖値の上昇を抑える
- フッ素が含まれているため虫歯予防の手助けをしてくれる
- リパーゼやカフェインが脂肪の吸収を抑えてくれる
- 紅茶ポリフェノールの抗酸化作用により肌の老化を予防する
- 飲みすぎると消化を助ける働きが過剰になり胃粘膜を荒らしてしまう
- カフェインには、利尿作用上がるため、飲みすぎると下痢や腹痛の原因になる
- 脂肪抑制のダイエット効果を期待して飲む場合は、お砂糖を淹れず飲む
- 脂肪分解や血糖値を抑える効果を期待して飲むなら、食事中から食後に紅茶を飲む
- お昼や夜のリラックスタイムに一杯飲むのも良い
- 一日2~3杯ほどが理想的
[/box01]
身近にある紅茶には、色々な効果がありますね。
いろいろ気になる健康面でも助けてくれるので、気軽に一度飲んでみてはいかがでしょう。
[chat face=”chap1.png” name=”茶ルパカ博士” align=”left” border=”green” bg=”green”]アレンジレシピも色々なものがあり、味のバリエーションも豊富なので、是非一度試してみてください。 [/chat]
コメント