ハーブティー図鑑

えごま茶の効果・効能や味とは? 正しい作り方やおススメ入手法

えごまは「荏胡麻」と書き、東南アジア原産、シソ科シソ属の一年草です。
胡麻という漢字を使っていますがゴマとは全く別の植物です。

えごまはシソ科なだけに、葉がシソによく似ています。
お茶にするとシソのような香りと言われたり、いやいや全く違う香りと言われたりしています。

近年、えごまというと、種子を使った「えごま油」が健康に良いとされ知名度が上がってきています。

今回は葉を使った「えごま茶」の方のご紹介となります。

この記事では、

  • えごま茶の効果・効能
  • えごま茶の正しい作り方やおススメ入手法

について詳しくご紹介します。

えごま茶の効果・効能


えごま茶は、生活習慣病予防や脳の活性化、その他健康に役立つ栄養がたっぷり含まれています。

主な有効成分と、その効果について表にまとめました。

成分名効果・効能
α−リノレン酸LDLコレステロールや血圧を下げる、
動脈硬化や血栓の予防、脳の活性化、抗ガン作用、抗アレルギー作用
カルシウム骨や歯を作る、骨粗しょう症の予防、精神安定作用
鉄欠乏性貧血の予防
β−カロチン皮膚や粘膜の調子を整える、細胞の活動を助ける、抗酸化作用、免疫力アップ
ロスマリン酸脳の認知機能向上、活力アップ、血糖値の抑制
ルテオリン抗酸化作用、抗アレルギー作用、抗ガン作用、肥満予防、糖尿病予防

えごま茶の効果・効能について、成分別に詳しく見ていきます。

α−リノレン酸

これは脂肪を構成する脂肪酸のうち、魚や植物に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種です。
中でもこのα−リノレン酸は体内で合成することができないため、必須脂肪酸と呼んでいます。
これは体内でEPA、さらにDHAへと変換されます。

  • LDLコレステロールや血圧を下げる
  • 血液をサラサラにし、動脈硬化や血栓を予防する
  • DHAの働きで脳細胞を活性化させ、ガンとアレルギーも抑制する

などの効果が期待できます。

カルシウム

これは骨や歯を作るのに欠かせないミネラルです。
さらに筋肉の運動にも関わっています。

  • 骨や歯を強くし、丈夫な身体をつくる
  • 骨粗しょう症を予防する
  • イライラを軽減する

といった効果が期待できます。

これは血液中のヘモグロビンを構成する成分です。
ヘモグロビンは、体内に酸素を運搬するという大切な役割があります。

  • 鉄欠乏性貧血を予防する
  • 貧血によるだるい、疲れやすいといった症状を改善する

などの効果が期待できます。

β−カロチン

これは人参やほうれん草などに多く含まれる色素成分です。

  • ビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜の調子を整える
  • 細胞の増殖などの活動を助ける
  • 抗酸化作用、免疫力アップで健康を維持する

といった効果が期待できます。

ロスマリン酸

これはポリフェノールの仲間で、シソ科の植物に多く含まれています。

  • 脳を活性化し、認知症も予防する
  • 日々の活力をアップさせる
  • 血糖値の上昇を抑え、糖尿病を予防する

などの効果が期待できます。

ルテオリン

こちらもポリフェノールの仲間です。

  • 抗酸化作用で老化や生活習慣病を予防する
  • アレルギー症状を抑える
  • ガンを予防する

などの効果が期待できます。
加えて肥満や糖尿病の予防といった働きについても明らかになってきています。

えごま茶の副作用について


えごま茶はシソ科植物のため、シソにアレルギーを持つ方は飲用しないようにしましょう。

それ以外には特別に注意すべき副作用などの注意事項はありません。
ノンカフェインなので、お子さんや妊婦さんにも安心です。

ただし食事や飲み物はバランスが大切です。
単独のお茶のみを多量にガブ飲みすることは避けた方が無難です。

えごま茶の味と香りについて


えごま茶は幸いなことに、さっぱりと飲みやすいお茶です。
すっきりと爽やかなので、私たち日本人には馴染みやすい口当たりです。

ほのかな甘み、シソのような香りという意見も見られます。
中には薬草っぽくて苦手という意見もありました。

もちろん感じ方は人それぞれですが、毎日の食事のお供にも比較的よく合うのではないでしょうか。
さっぱりしているので食後のお茶としても楽しめますよ。

えごま茶を美味しく飲む方法と作り方


えごま茶を美味しく飲む方法をご紹介します。

基本の作り方

えごま茶はティーバッグタイプで販売されていますので、作り方は簡単です。

ティーバッグに熱湯を注ぎ、数分抽出したら出来上がりです。
抽出時間の目安は3分〜10分です。

味に慣れるまでは抽出時間を少なめにし、様子を見ながらお好みの濃さを探してみると良いかもしれませんね。

ところでティーバッグは商品によって大きさがまちまちですが、大抵のものは2,3杯入れられます。
マグカップでも作ることができますが、急須やティーポットなどを使ってまとめて作るのがオススメです。

暑い時期などは冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけます。

オススメブレンドティー

えごま茶とのブレンドで最もオススメなのは「緑茶」です。

緑茶は多くの日本人にとって馴染み深く、飲み慣れたお茶ですね。
もちろん中には苦手という方もいらっしゃいますが・・・。

えごま茶単体では苦手という方は、緑茶の方をベースにしてえごま茶をプラスする方法がオススメです。
これなら、親しみが湧いてくる可能性大です。

さらに、また少し違った味わいを楽しみたい方には、上記の「緑茶+えごま茶」に加えて、「ローズマリー」を少し足してみましょう。

ローズマリーは刺激的な香りがとても強いので、少量を足すようにします。
一気にお茶の表情が変わって個性的になります。

ブレンドティーは、お茶の楽しみ方の1つです。
配合する種類、そして割合によっても味が変わってきます。
色々なバリエーションを試してみてはいかがでしょうか。

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えごま茶に合う食事


えごま茶は独特の香りやスッキリ感があるので、辛味などの味がしっかりとついた韓国料理とよく合います。

実際に韓国の家庭料理には、えごまの葉を甘辛醤油漬けにしたものがあります。
いくらでもご飯が進むんですよ。

本格的な韓国料理でなくても、ピリッと辛いタレをつけて食べる焼き肉なども良いですね。
えごま茶を一緒に飲むとさっぱりするのでオススメです。

えごま茶のオススメ入手法と買い方


えごま茶を入手するには、便利なティーバッグタイプで市販されているものを購入します。

健康食品や健康茶のお店で取り扱っています。
ネット通販でも購入可能ですので、こちらにご紹介しておきます。


まとめ

えごま茶の要点
  • α−リノレン酸を多く含んでおり、生活習慣病予防に役立つ
  • カルシウム、鉄、β−カロチンなど栄養が豊富
  • 脳を活性化して認知症を予防する
  • その他、抗ガン、抗アレルギー、抗酸化作用も持つ
  • シソアレルギーの方は飲用を避ける
  • さっぱりと爽やかな味わいが特徴だが、薬草っぽさもある
  • 緑茶とのブレンドが無難でオススメ

えごま茶は栄養がたっぷり含まれており、特に健康が気になるシニア世代にはうってつけの健康茶であることが分かりました。

皆さんも生活の中に上手に取り入れて、心も身体もリフレッシュしましょう!

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