【保存版】花粉症におすすめのハーブティーまとめ5選

ハーブティーコラム
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花粉症でよく眠れない…目が痛い、何より鼻がつらい…と感じた事はありませんか?
少しでも症状が悪化させないために、花粉症の人にとってマスクや目薬は必需品ですよね。

病院へ行ったり、市販の薬を飲んだりする回数を減らしたい!
手軽に習慣として取り入れられる緩和方法があったら知りたいですよね。

実は、ハーブティーなら美味しく飲むだけで花粉症対策をすることができます!
しかも、ご紹介するハーブの中にはリラックス効果があるので、おすすめなんです。

ここでは、花粉症の症状におすすめのハーブティーについて詳しく説明していきます。

花粉症に効くハーブティーの成分とは?


花粉症は、体の中に入った花粉などのアレルゲンに反応して、体内からヒスタミンという物質が放出されます。
ヒスタミンの作用により、神経や血管を刺激してアレルギー反応がでます。
このアレルギー反応は、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、皮膚のかゆみなどの症状としてでてきます。

花粉症に効くハーブティーは、

  • ポリフェノール類の抗アレルギー作用
  • 抗ヒスタミン作用

をもつ成分をもったものが有効です。
その他にも、直接鼻などの粘膜に効果のあるハーブも症状を緩和するのに最適。

また、リラックスすることができるハーブも良いでしょう。
ハーブティーを飲みながら、自律神経を整える事ができるからです。
花粉症のストレスで乱れた自律神経は、花粉症の症状を悪化させることがあるのでこれはあると嬉しい成分ですよね。

花粉症におすすめハーブティー5選


花粉症におすすめハーブティーについて、説明していきます。

ここではハーブの

  • 選んだポイント・効果効能
  • カフェインの有無
  • 副作用

について詳しくご紹介します。

ペパーミント


胃腸を整える効果のあるペパーミント、メントールの爽やかな香りとさっぱりとした後味のハーブです。

選んだポイント・効果効能

ペパーミントは、鼻づまりやかゆみなどを緩和してくれるハーブ
メントールの爽やかな香りがかゆみを抑えたり、一時的に鼻づまりを改善する効果があります。

ペパーミントは、ミントポリフェノールという成分が水に溶けます。
お茶飲むと、花粉症の原因となるヒスタミンの放出を抑える効果が期待できるんです。

また、免疫力を高める上、抗菌作用・抗炎症作用もあり呼吸器系のトラブルを緩和します。

ペパーミントティーノンカフェインで、子どもも安心して飲むことができます。

副作用

カフェインはゼロですが、乳幼児や妊婦の人への影響はまだわかっていないところもあります。

また、母乳が出にくくなることもあるため、妊娠や授乳中の人、乳幼児は飲むのを控えましょう
ペパーミントには血行促進効果があるため、てんかんや高血圧、心臓疾患がある人も飲むのを控えたほうがよいです。

飲みすぎると粘膜を乾燥させてしまうこともあるので飲み過ぎないように注意しましょう。

ネトル


ネトルティーは、緑茶のような香りがして、く初心者でも飲みやすい味のハーブティーです。

選んだポイント・効果効能

ネトルティー鼻づまりや涙目を緩和してくれるハーブ
花粉症に効果のあるハーブとして有名です。

ネトルティーには、フラボノイドのケルセチンがヒスタミンを抑制する効果があります。

ネトルティーは、ノンカフェインのお茶です。

副作用

特に重大な副作用の報告はありませんが、乳幼児や妊婦の人への影響はまだわかっていないところもあるため、心配な方は避けたほうがよいでしょう。

カミツレ


カミツレは、甘い香りがしすっきりとした飲みやすい味のハーブティーです。

選んだポイント・効果効能

カミツレは、喉のイガイガなどを緩和してくれるハーブ。

カミツレには、アピゲニンという成分が喉の炎症を落ち着かせます。
ヒスタミンを抑制してアレルギー症状を抑える効果もあるハーブです。

カミツレは、ノンカフェインのお茶なので子どもも安心して飲むことができます。

副作用

注意すべき副作用はありませんが、妊婦している人への影響がわかっていないので妊娠中の人は飲むのを控えましょう。
また、キク科の植物なので、キク科アレルギーやキク科に近いブタクサアレルギーのある人は飲むのを避けたほうがよいです。

カミツレティーには、血液がサラサラになる効果もあるため抗血栓薬を飲んでいる人も飲むのを控えたほうがよいです。

ルイボス


ルイボスは、鼻水やかゆみなどを緩和してくれるハーブ。

選んだポイント・効果効能

ルチンなどのフラボノイドが含まれているため、粘膜の炎症を抑えたりヒスタミンの生成を抑制してアレルギーを押させる作用があります。

ルイボスティーは、ノンカフェインで妊娠している人でも飲めるお茶です。

副作用

特に注意すべき副作用などはありません。
ハーブは様々な作用を持つのでがぶ飲みなどはせずに適切な量を飲むようにしましょう。

エルダーフラワー


エルダーフラワーは、優れた発汗作用などからインフルエンザの特効薬といわれるハーブです。
マスカットのような甘い香りに優しい味のするハーブです。

選んだポイント・効果効能

エルダーフラワーは、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、喉のかゆみを緩和するハーブ。

ルチンなどのフラボノイドが粘膜の炎症を抑制したり毛細血管の炎症を鎮める働きをするので、花粉症の症状を和らげてくれます。

エルダーフラワーは、ノンカフェインのお茶です。

副作用

エルダーフラワーは、花弁自体には、特に注意すべき副作用はありません。
しかし、葉や種、実などには毒性があるので注意してください。

エルダーフラワーはスイカヅラ科植物のアレルギーがあると消化器症状や皮膚にアレルギー症状が出ることがあります。

利尿作用のあるハーブなので利尿剤を内服している人は、避けたほうがよいでしょう。

花粉症に効くハーブティーの効果的な飲み方


ハーブティーは、即効性を持ちません。
毎日飲むことで、ゆっくりと体質を変えていくものが多いです。

花粉症に効果のある抗アレルギー作用は、ヒスタミンが出るのを抑えることにより症状を軽くしたり、症状がでるのを抑えたりするもの。

そのため、症状が出始める前にハーブティー飲むと効果を発揮します。

ハーブティーを飲み始める目安は、花粉症の時期がはじまる数ヶ月前~1ヶ月前。

一日に2~3杯くらい飲むのがオススメです。
濃いものを飲むよりは、通常の濃さや薄めたものを分けて飲むほうがよいです。

どうしてもハーブティーが飲みにくい場合は、砂糖やはちみつ、ミルクなどを入れて味を調節してみてください。

薬と同じで、体質により人それぞれ効果の違いがあるため、自分に合ったハーブティーを見つけて試してみるとよいでしょう。

花粉症に効くハーブティーのおすすめブレンド


花粉症に効くハーブティーのおすすめブレンドティーを紹介します。
シングルでも十分効果は期待できますが、ブレンドにすることで相乗効果が望めますよ。

ペパーミント+ネトルティー むずむずした鼻の症状に効果があるブレンドティーです。ペパーミントの独特な味わいをネトルが緩和してくれるので飲みやすくなります。
アイブライト+エルダーフラワー+ローズヒップ アイブライトは、目の薬のようなハーブです。またローズヒップにも、目や皮膚の粘膜保護作用がるため、目のかゆみをやわらげてくれる効果があります。アイブライトは独特な味と少し苦味があるので、苦手な人は、少なめにブレンドして飲むとよいでしょう。
ネトル+エルダーフラワー 花粉症の症状に効果的なハーブのブレンドです。フルーティーな香りがする柔らかい味のお茶になります。
このほかにも色々なブレンドがあるので、お気に入りのブレンドを見つけて花粉症の時期を乗り切るとよいでしょう。

まとめ

  • 花粉などのアレルゲンに反応して、ヒスタミンが体内に放出されアレルギー反応がでる
  • 自律神経が乱れると身体の免疫力も低下するため花粉症の症状が悪化する
  • 花粉症には、ポリフェノール類の抗アレルギー作用や抗ヒスタミン作用のあるものが有効
  • ハーブティーを飲みながらリラックスすることで、自律神経を整えることができる
  • ペパーミントは、鼻づまりやかゆみなどのに効果がある
  • ネトルティーは鼻づまりや涙目に効果がある
  • カミツレは、喉のイガイガなどに効果がある
  • ルイボスは、鼻水やかゆみなどに効果がある
  • エルダーフラワーは、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、喉のかゆみに効果がある
  • 花粉症の時期がはじまる数ヶ月前~1ヶ月から飲み始め、一日に2~3杯くらい飲むと効果的

花粉症は、症状が様々で発症するとつらい症状が多いですよね。

ハーブティーは即効性があまりありません。
ですが、ご紹介したハーブは、飲むだけで花粉症の症状を和らげくれるものばかり。

ハーブによって効き目がある箇所が違うので、自分に合ったハーブティーを見つける参考にしてくださいね。
一緒にツライ花粉症の時期を乗り切りましょう。

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