ハーブティーと聞いてあなたは何を思い浮かべますか。
良い香りがしそう、お洒落、身体に良さそう、などのイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
今回は、ハーブティーの身体への効果に着目。
- ハーブティーには効果があるのかどうか
- どのくらいの期間どのように飲めばよいのか
- 期待できる効果
- 注意点や副作用
以上について詳しく調査しました。
ハーブティーには効果があるの?
病院で処方される薬と異なり、ハーブティーには即効性はありません。
しかし、ハーブティーには、時間をかけてゆっくりと身体の不調に作用し、体質を改善させながら、症状を回復させていく効果があります。
長期的に見た場合、身体全体のケアをするために、有能な作用の仕方をするのです。
ハーブティーの良い点は、副作用が少ないこと、ハーブティーの成分を水分として身体に穏やかに吸収させることができるため、身体への負担が軽いことが挙げられます。
また、ハーブティーは、症状の回復といった健康面においてだけでなく、美容への効果も期待できます。
身体の水分不足を補うために、摂取する水分をハーブティーに置き換えるのも良いでしょう。
ハーブティーの効果が出るまでの期間と効果的な飲み方
ハーブティーは、身体にゆっくり作用していく飲み物です。
個人差はありますが、効果を実感できるまでの期間の目安は3ヶ月です。
1ヶ月目:デトックス期 | 身体を内部からうるおし、汗をかきやすい状態にします。 代謝が上がり、血液やリンパの流れが良くなり、老廃物が排出されやすくなっていきます。 |
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2ヶ月目:リセット期 | リズムができ始める頃です。ハーブの効果が出始めています。 |
3ヶ月目:コントロール期 | ハーブティーを効果的に吸収できる身体になっています。 ハーブの効果を実感として感じられるようになります。 |
1回に飲む量の目安は、およそ200cc(カップ1杯)で、4~6時間おきに1日3回に分けて飲みましょう。
途中で飲むことを諦めず、味や香りを楽しみながら、効果が出てくるのをじっくり待ちましょう。
美容や健康に効果のあるハーブティー
継続的に飲むと美容や健康に効果のあるハーブティーに以下のものが挙げられます。
ハーブティーの種類 | 味の特長 効果・効能 |
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カモミールティー | 口当たりは柔らかで、清々しい香り 抗アレルギー作用 リラックス効果 アンチエイジング効果 |
ローズヒップティー | 甘い香りと酸味 美容効果 ホルモンバランスの安定化 生理痛の緩和 |
ジンジャーティー | 生姜のスパイシーな香りと味 体温を上げる効果 新陳代謝を高める効果 リラックス効果 |
ルイボスティー | 渋みがほとんどない紅茶のような味 美肌効果 むくみ・冷え性の改善 ダイエット効果 |
これらはほんの一例ですが、ご自分の目的にあったハーブティーを吟味するのも楽しいひと時です。
ハーブティーを飲む際に注意すること
身体によい効果を多くもたらすハーブティーですが、一方で、気を付けなければならないこともたくさんあります。以下のような方は、特に注意が必要です。
服薬中の方、持病やアレルギーのある方
基本的に、服薬中の方や持病・アレルギーのある方は、ハーブティーを飲もうとする場合、主治医の先生に相談するようにしてください。
その理由は、服薬中の方や持病・アレルギーのある方は、お薬との飲み合わせによっては、薬の効果が増減したり、副作用が出てしまったりすることがあるからです。
服薬中の方に特に注意していただきたいハーブがセントジョーンズワートです。
強心剤、抗うつ剤、抗てんかん薬、鎮静剤、血液凝固防止剤などの薬との相性が悪いことで知られています。
服薬中の方は、セントジョーンズワートを飲まないでください。
その他に気を付けていただきたいハーブとして、以下のものが挙げられます。
副作用に注意
アレルギーに注意
キク科のハーブアレルギー
喘息、発疹、アナフィラキシー、嘔吐、下痢、めまい、不眠症など
同じハーブティーを飲んでも、効果を感じる方もいれば、反対に副作用やアレルギーが出てしまう方もいます。
効き目や副作用の出方には個人差があることを念頭に置き、慎重にハーブを選ぶようにしてください。
妊娠中、もしくは授乳中の方
基本的に、妊娠中または授乳中の方がハーブティーを飲もうとする場合は、産婦人科の先生に相談するようしてください。
その理由は、ハーブティーの中には、子宮収縮作用があるものがあり、妊娠中の方が飲んでしまうと、早産や流産のリスクが高まってしまうものがあるからです。
例えば、ラズベリーリーフティー、ローズマリーティーが代表的です。
授乳中の方の場合、授乳を通して直接赤ちゃんに栄養を届けるため、お母さんが口に入れたものの影響が、赤ちゃんに出やすくなっています。
授乳中に避けたほうがよいハーブとして、マテ、リコリス、タイム、バジルなどがあります。
また、授乳中は、体調が変化しやすい時期でもあるため、継続的に飲む場合は体調をみながら、飲むかどうかの判断をしてください。
- ルイボスティー…妊娠中、不足しがちな亜鉛、鉄分、カルシウムなどの栄養を含んでいます。
- ローズヒップティー…風邪やインフルエンザの予防に効果的で、つわりを軽減 させる効果もあります。
- ラズベリーリーフティー…陣痛緩和に効果的です。
妊娠中に気を付けなければならないハーブがある半面、妊娠中に不足しがちな栄養を補ってくれるハーブや、辛い症状を緩和してくれるハーブもあります。
また、飲む時期によっては、副作用が効果となるハーブもあります。
例えば、ラズベリーリーフティーの子宮収縮作用は、妊娠初期では早産や流産のリスクを高めてしまう一方で、妊娠後期では、陣痛を緩和する効果があります。
同じハーブでも、飲む時期によって副作用が出てしまったり、反対に良い効果をもたらしたりすることがある点には、大変驚きました。
ハーブティーを上手く活用して、快適なマタニティーライフを送りましょう。
ハーブティーの効果についてのまとめ
[box01 title=”要点”]
- ハーブティーには、ゆっくりと身体の不調に作用し、体質を改善させながら症状を回復させていく効果があります。
- ハーブティーの効果を実感できるまでの期間はおよそ3ヶ月です。
- 継続的に飲むことで、美容や健康に効果を発揮するハーブティーにカモミールティー、ローズヒップティー、ジンジャーティー、ルイボスティーなどがあります。
- 服薬中の方、持病やアレルギーのある方、妊娠中、授乳中の方などは、注意しなければならないハーブティーもあるため、医師などに相談し、慎重に選ぶ必要があります。
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私は普段、カモミールティーを飲むのですが、飲む理由は、単純に「味が好きだから」というものでした。
カモミールティーには、アンチエイジング効果があるということで、女性の私には嬉しい発見。
ハーブティーの効果の出方には個人差がありますが、短期間で諦めることなく、是非3ヶ月は続けていただきたいです。
体調や体質によっては注意が必要なものもあります。
ハーブティーを選ぶ際は、効果・効能だけでなく、副作用などにも着目して、慎重に選ぶようにしてください。
あなたも、ハーブティーの健康・美容効果で、健やかで美しい身体を手に入れてみませんか?
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