気分が沈んでしまってホッと一息つきたいときにオススメのハーブティーランキング7選

ハーブティーコラム
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気分が沈んでしまったときや精神的に疲れてしまったとき、ハーブティーを飲んで気分がスッキリしたり、ホッと出来たら良いですよね。

仕事の合間や就寝前にハーブティー癒されたい!という方のために、この記事では、

  • ホッと一息つきたいときに飲みたいハーブの働き
  • 気分が沈んでしまってホッと一息つきたいときにオススメハーブティー7選
  • オススメのブレンドハーブティー

についてご紹介します。

ホッと一息つきたいときに飲みたい!ハーブの働きとは?

ホッと一息つきたいときに飲みたいハーブの働きは、

  • リフレッシュ(気分転換)
  • リラックス(鎮静作用)
  • やる気アップ(強壮作用)

等の効果が期待できます。

各々の作用について詳しく解説していきます。
まずはハーブがリフレッシュ(気分転換)させてくれる働きについて解説いたします。

気分転換に!リフレッシュ効果

仕事中、集中力が途切れたり、眠気がしてきたりして一息つきたいときには、何か飲み物でも飲みたくなったりしますよね。

目覚ましのコーヒーもいいけれども、カフェインが気になるという方もいるのではないでしょうか。
ハーブのなかには、そういった脳の活動の低下を改善させたり、脳を覚醒させる作用があるものがあります。

そういったハーブティーを取るだけで、美味しく健康的に、気分転換できたら嬉しいですよね。
ハーブティーは癒し系というイメージがありますが、リフレッシュしたいときにも飲んでみませんか。

ゆううつな気分をホッとさせてくれるリラックス効果

もう1つの働きは、リラックス効果(鎮静作用)です。

不安や緊張が続いて、心も体もこわばったまま。
肩こりしやすい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときこそ、ハーブの出番です!

豊かな香りや味を楽しみ、神経の高ぶりを鎮め、ホッとできる時間こそ、心のゆとりを取り戻す大事な時間です。
ストレスを癒し、就寝前に飲用すると安眠効果にもなります。

活力を与え、やる気アップ

3つ目の働きは、活力を与えてくれ、やる気アップする働きです。

肉体的な疲労や精神的なストレスが重なると、どうしてもやる気が出ないときがありますよね。
ハーブの中にはそういった疲労を回復させたり、ストレスへの抵抗力を高めてくれるものがあります。

今日は頑張らなきゃいけないのに、やる気が出ないというときでも、心身の疲れを癒しつつ、気分を前向きにし、前に進むパワーを取り戻しましょう。

気分が沈んでしまってホッと一息つきたいときにオススメのハーブティー7選

ここからは、気分が沈んでしまってホッと一息つきたいときにオススメのハーブティーを7つご紹介します。

ハーブをお茶として手軽に日常に取り入れて、植物の持っているパワーをかりて上手に気分転換したいですね。

ではランキング形式で第1位から発表いたします!

第1位:レモンバーム

レモンバームは、葉がレモン調の香りのする、お料理やお酒の香り付けなどに使われているハーブです。
アロマのエッセンシャルオイルでは「メリッサ」とも呼ばれています。

ヨーロッパではレモンバームティを飲めば長生きし、記憶力が高まると言われていて、長寿のシンボルとなっています。

レモンバームのすごいところは、レモン調の爽やかな香りと味でリフレッシュできること。
同時に、不安や緊張を和らげるリラックス効果もあり、心身のデリケートな状態を穏やかに調節する働きがあります。

ヒステリーやパニックなど、自分の心をコントロールできないときに飲用すると、興奮を鎮め、落ち着きを取り戻してくれます。

また、最近では抗酸化作用(アンチエイジング効果)が非常に高いことで、テレビでも紹介されました。

老化の原因となる体内の活性酸素から体を守るだけでなく、脳が活性化するためアルツハイマーの予防にもなるそうです。

通常量の飲用では副作用はなく、ノンカフェインで、妊娠中や授乳中でも安心してお飲みいただけます。

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レモンバームはレモンのようなスッキリとした香りが、不安な気持ちや緊張を和らげてくれる抗うつ作用を持つハーブです。 別名は「メリッサ」、和名は「香水薄荷(こうすいはっか)」。 メリッサは元々ギリシャ語でミツバチを意味し、夏ごろに咲く小さな白い...

第2位:ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミールは、可憐なお花の甘い香りの「カモミールティー」として、世界中でもっとも愛されているハーブのひとつです。
心身をリラックスさせる効果(鎮静作用)が高く、

イギリスの童話「ピーターラビット」では興奮して疲れた様子のピーターに母親が一杯のカモミールティーを差し出すシーンがあります。

ストレスによって眠れないときにはホットミルクにして飲むのもオススメです。
緊張を緩めてくれるので、ストレスによる胃腸の痛みや筋肉のこわばりも緩和してくれます。

通常量の飲用では副作用はなく、ノンカフェインで、妊娠中や授乳中でも安心してお飲みいただけます。

―副作用―

  • キク科アレルギーの方には、のどがイガイガすることがありますのでお避け下さい。
ジャーマンカモミールティーの効果・効能や味とは? 正しい作り方やおススメ入手法
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第3位:リンデン

リンデンは、高さ20mほどになる西洋菩提樹の木の、花や葉を利用したハーブです。
甘い香りがして、心身の緊張を和らげるので、リラックス効果(鎮静作用)に優れています。

ドイツでは安眠のハーブとして、オレンジフラワーとのブレンドが有名。
落ち着きがない子どもの情緒の安定にも効果があると言われていて、成分も穏やかなのでおすすめです。

このほか、利尿作用があるため、高血圧に用いたり、風邪のひきはじめに飲むことで、体を温め、発汗を促して治りを早める効果もあります。

作用が穏やかなハーブなので副作用はなく、ノンカフェインで、妊娠中や授乳中でも安心してお飲みいただけます。

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第4位:レモングラス

レモングラスは、タイ料理のトムヤムクンに使われるハーブとして有名です。
爽やかなレモン調の香りは気分をリフレッシュしたときにぴったりで、生の葉でハーブティーをいれるとより豊かに香りが感じられます。

胃腸の働きを調整してくれたり、感染症予防や発熱や局所の炎症の緩和に効果があるメディカルハーブとして、アジアだけでなくアフリカやラテンアメリカでも使われています。

元気を取り戻してくれるので、日中に飲みたいハーブ。
飲みにくいハーブを飲みやすくしてくれるので、ブレンドハーブティーにもよく使われています。

通常量の飲用では副作用はなく、ノンカフェインで、妊娠中や授乳中でも安心してお飲みいただけます。

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第5位:ペパーミント

ペパーミントはスーッとするメントール成分が特徴の、生命力旺盛なミントハーブです。

メントールの香りは、脳や神経を刺激して眠気を吹き飛ばし、脳を活性化させるイメージが強いですが、

  • 緊張や不安が続いたときはリラックスさせ、
  • 気分が沈んだときは活力を与え(やる気アップ)、
  • 疲れを感じるときはリフレッシュさせる

など、あらゆる心のコンディションに使えます

また、消化不良やガスがたまることによるお腹のはり、吐き気を抑える作用もあります。

ノンカフェインで、通常量の飲用では安全ですが、下記に該当する場合はお避け下さい。

―副作用―

  • 母乳を抑制するため、授乳時はお避け下さい。
  • 血圧を上昇させるおそれがあります。
  • 刺激がありますので乳幼児はお避け下さい。
  • 過剰摂取により下痢や子宮収縮を引き起こすことがあります。
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第6位:ハイビスカス

ハイビスカスは、鮮やかなルビー色をした、酸味が特徴のハーブティーです。

沖縄やハワイなど南国ではよく観賞用の花を見かけますが、ハーブティーになるのは食用のローゼルという種類のものです。

クエン酸などの植物酸やミネラルを含むため、体内のエネルギー代謝と新陳代謝を高め、運動による肉体疲労を回復させる働きがあります。

マラソンの金メダリストが飲んでいたお茶としても有名ですね。

主にビタミンCが豊富なローズヒップと一緒にブレンドしてされ、疲労を回復させてやる気をアップさせてくれるハーブティーです。

通常量の飲用では副作用はなく、ノンカフェインで、妊娠中や授乳中でも安心してお飲みいただけます。

ハイビスカスティーの効果・効能や味とは? 正しい作り方やおススメ入手法
ハイビスカスティーはローゼルが原料となっています。 ハイビスカスと同じ仲間の植物で、和名はロゼルソウ。 ローゼルは食用品種で、ティーとして使う部分はガク、総苞片の部分です。 クエン酸を豊富に含んでいることから、肉体疲労回復に良いとされるハー...

第7位:マテ

マテは、西洋のコーヒー、東洋の茶と並んで、世界三大ティーに数えられているお茶です。
自然環境が厳しい南米に生育し、南米の国々の日常飲料でもあります。

日本でもコカ・コーラ社から「太陽のマテ茶」として販売されていますよね。
脳や神経の働きを活性化させ、心身の疲労回復に役立ち、活力を与えてくれるお茶です。

「飲むサラダ」とも呼ばれ、カルシウム、鉄分、ビタミンB群やCといった栄養素も豊富に含みます。

―副作用―

  • カフェインに似た成分マテインを含むため、カフェインを気にする方は多量の飲用はお避け下さい。
  • 妊娠中、授乳中は控えましょう。
  • お子さまへの刺激を与えることがありますのでお避け下さい。
  • 医薬品と併用される際には、お医者さんや薬剤師さんに相談を。
マテ茶の効果・効能や味とは? 正しい作り方やおススメ入手法
マテ茶は疲労回復と栄養補給に優れたお茶です。 「ハーブティー」というより「お茶」と呼ばれていますね。 実は南米では大変メジャーな飲み物で、日本でいう麦茶や緑茶と同じ位の知名度を誇っています。 東洋の「茶」、西洋の「コーヒー」に加え、この「マ...

気分が沈んでしまってホッと一息つきたいときにオススメのブレンドティー

ここまでお伝えしてきたハーブたちを無理なく取り入れることができる、美味しいブレンドティーをご紹介致します。

飲みやすくて美味しいリラックスハーブティーなら、ハーブの専門店である生活の木のハーブティーがオススメです。



レモンバーム、ジャーマンカモミール、リンデン配合です。

日々の生活の中で無理なく飲み続けられるよう、美味しさにこだわって作られているため、ハーブティーが飲みなれない方やお子さまにも飲みやすいです。

そして次にご紹介するのは完全無農薬・無化成肥料で作られている、静岡の落合ハーブ園さんのリフレッシュハーブティーです。



レモンバーム、レモングラス、ペパーミント配合です。
レモンとミントの爽やかな香りのハーブティーです。

気分が沈んでしまってホッと一息つきたいときにオススメのハーブティーまとめ

今回は、気分が沈んでしまってホッと一息つきたいときにオススメのハーブティーについてお伝えしてきました。

改めてご紹介したハーブティーを一覧にまとめておきます。

気分の落ち込みや病気でお薬を服用させる方もいらっしゃるかと思いますが、薬には気分をホッとさせたり、前向きにしたりする効果はありません。

また、今回ご紹介したハーブたちの中には、1つのハーブにリラックス効果とリフレッシュ効果という、一見矛盾するような効果を持ち合わせているものがあります。

お茶として美味しい以外に、こういったところが薬にはないハーブティーのよいところです。

最もイチオシはやはり1位ので、レモンバームです!

普段から飲むことでアレルギー体質の改善やアンチエイジングにもなります。

安眠には2位のジャーマンカモミールと3位のリンデン。
リフレッシュには4位のレモングラスや5位のペパーミント。
やる気アップには6位のハイビスカスや7位のマテ。

それぞれ、目的に合わせてハーブを選ぶのがおすすめですよ。

是非色々ブレンドして楽しんでみて、ホッとできる心のゆとりを取り戻す大事な時間をお過ごしください。

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